アーサー・ラッカム画の人魚絵④

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1909年に描かれた"Jewels from the Deep"というイラスト。
初出がわからないのですが、ラッカムの画集には
ウンディーネ」に関連している可能性があると
記されていました。

実際のところわからなくても素敵なイラスト♡















*
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# by bonplaisir | 2017-04-29 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

アーサー・ラッカム画の人魚絵③

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*Arthur Rackham:"The Tempest" (1926) 
 ACT I: Scene II,Sea-nymphs hourly ring his knell:Ding-dong.Hark! now I hear them - Ding-dong, bell




1926年にWilliam Heinemann Ltdから出版された、
シェイクスピアの「テンペスト」から。

それまでのラッカムのタッチと違うような、
この本に描かれた挿絵を見ると統一感に少し欠けるような、、、
ヨーロッパではアール・ヌーボーからアール・デコへの転換期だったので
時代に沿う描き方を模索していたのかしら?















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# by bonplaisir | 2017-04-28 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

アーサー・ラッカム画の人魚絵②

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1918年出版の「Some British Ballads」の
「クラーク・コルヴィル」より。

英国の民衆的小叙事詩って馴染がないので
どんなお話なんだろう?って感じです。

とりあえずInternet Archiveに初版本がupされているので保管☆
16点のカラー挿絵が確認できます。


今までなんの絵だろうと思ってたお気に入りの挿絵がありました♡

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「May Colven」と題がつけられています。
こちらもどんなお話なのでしょう?

オウムに「しー」ってしている少女の様子が可愛いなぁって
ずっと思ってた絵だったのです☆















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# by bonplaisir | 2017-04-27 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

アーサー・ラッカム画の人魚姫③

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この絵も1932年のアンデルセン童話からの人魚姫の挿絵。
の絵と趣きが変わりましたね。
ホントに同じ本の中の同じ作品の挿絵なのかしら?ってなります。

あ、でもこの人魚も魔物っぽく見えるので
そこは通じるものを感じますね。

アーカイブを見つけられなかったので
8月に発売される新刊で確認できたらよいなー☆















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# by bonplaisir | 2017-04-26 12:00 | 人魚姫 | Comments(0)

アーサー・ラッカム画の人魚姫②

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1932年出版のアーサー・ラッカム挿絵のアンデルセン童話集には
シルエット画も含まれていたようです。
シルエット画といえばシンデレラを1919年に出版してましたね。















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# by bonplaisir | 2017-04-25 12:00 | 人魚姫 | Comments(0)

アーサー・ラッカム画の人魚姫①

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アーサー・ラッカム(Arthur Rackham:1867-1939)

1932年に出版されたアンデルセン童話集から「人魚姫」の挿絵。
以前の記事で取り上げた人魚姫のイラストから18年後に描かれたもの。

初見の時は少し怖さも窺える美しさだなと、、、。
海底へ引きずり込まれそうな魔物のようにも見えてしまったり。















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# by bonplaisir | 2017-04-24 12:00 | 人魚姫 | Comments(0)

アーサー・ラッカム画の人魚絵

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To hear the sea-maid's music というタイトルがついたイラスト。
1908年出版の「真夏の夜の夢」に収められたもの。

荒れ狂う波間、怪魚の背に乗り、髪を梳かしながら歌う人魚。
この怪魚は実はイルカで、妖精王が岬に腰をおろし、
人魚の歌声を聴いたのを妖精パックに覚えているかと振り返っている場面。

この時の様子を忠実に挿絵に描いていたのでした。

いつだったか
私たちが岬に腰かけて
いるかの背にまたがった人魚が
うっとりするような声で
歌っているのを聴いたときのことを。
その歌に
さすがの荒海も、静まり返り
その歌を
聴こうと天井の星がむやみに流れたのを。
そのときのこと、私はこの眼で見たのだ。
冷たい月とこの地球とのあいだを
キューピットが、弓矢に身をかためて
飛びめぐったのを。
西方の玉座に坐っておられた
純潔の美しい女王めがけて
その矢を射たのを。
















*
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# by bonplaisir | 2017-04-23 14:03 | 一枚の絵 | Comments(0)

Honor C. Appleton画の人魚姫

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オナー・シャーロット・アップルトン(Honor Charlotte Appleton:1879-1951)
イングランドの南海岸のブライトンで生まれ。
ケンジントン・スクールで美術の基礎を学んだあと、
フランク・カルデロンの動物画スクールで生き物の描き方を学び、
その後、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで水彩と油彩の技法を習得しました。

1920年にアンデルセン童話をThomas Nelson, Londonから出版されました。

人魚姫の最後、空気の精になる場面を描いたもの。
海に飛び込んだ人魚姫の身体が空気に溶け込んでいく様子が
とても幻想的で美しいです。














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# by bonplaisir | 2017-04-22 12:00 | 人魚姫 | Comments(0)

Jennie Harbour画の人魚姫

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ジェニー・ハーバー(Jennie Harbour:1893-1959)
アール・デコの英国のイラストレーター。
1917~1936年頃に英国だけでなく世界中で魅了されたのですが、
彼女の人生については詳細はあまり明かされておらず。
近年、人気の復活により少しずつ明らかになってきているようです。

ロンドン生まれとされており、
1919までグリーティングカードの仕事を多くしていました。
この人魚姫のイラストは1934年に発行された、
アンデルセンを含む世界の童話集に収められたもののようです。

このイラストは以前の記事でアンデルセン童話に添えられた
イラストレーションの本の口絵と裏表紙になっていたのです。

今のところ、ハーバーの人魚絵はこれだけのようですが、
この存在感ある素敵なイラストで十分楽しませてもらっています。

陸の上とも水中ともいえない不思議な空間で
夢見がちな横顔の美しい人魚。
尾のデザインもファッショナブルで
アンクレットのように巻き付いた小花が可愛いですね。
ずっと見ているとどんどん惹きこまれていきます♡















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# by bonplaisir | 2017-04-21 12:00 | 人魚姫 | Comments(0)

Rudolf Koivu画の人魚姫

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ルドルフ・コイヴ(1890-1946)
サンクトペテルブルク生まれ。
早くに両親が亡くなりヘルシンキへ移り住む。
アテネウム芸術大学で絵画を学び、画家、イラストレーター、
グラフィックデザイナー、漫画家と多彩に活躍し、
フィンランドを代表する芸術家になりました。
フィンランドの出版物から優れた挿絵の児童書を選ぶ
ルドルフ・コイヴ賞がある程です。


コイヴが手掛けた挿絵からアンデルセン童話から
「野の白鳥」と「雪の女王」
グリム童話から
「白雪姫」と「眠り姫」です。

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いつ頃出版されたものか年代まで追えなかったのが残念です。
コイヴもヨーロッパの挿絵の黄金時代やアール・ヌーボー、
バレエなどからの影響もあるようです。

時代の流れや、媒体によって絵柄が変わりますが、
クリスマスや教材用のイラストも沢山手掛けていて、
子供たちへの優しい眼差しが伺える素敵な絵を沢山残してくれています。













*
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# by bonplaisir | 2017-04-20 12:00 | 人魚姫 | Comments(0)

silent music「わたしのなかの少女が永遠を奏でる」展へ

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ただいま開催中の「わたしのなかの少女が永遠を奏でる」展
東中野のsilent musicさんへ行ってまいりました。

高台にあるお庭はまるで空中庭園のよう。
様々な果実の木が沢山植わってて、まさに楽園。
そんな素敵なお庭の桜がまだ楽しめてほっこりです♡


今回のテーマにわくわくしながら扉を開くと
ドキドキがとまらない素敵な作品がお出迎えしてくれました☆

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ゆるやかな時間が流れる午後のひとときを
素敵な作品たちと楽しいおしゃべりも交えて
更に素敵な予感の場に出くわすこともできて
いつもながらこの場所は心のオアシスであります。

silent music:今週の日曜日(23日)まで。
13:00-19:00まで。



次回の催し物も必見。
日香里 *小作品展 「 い の り て 」 4月29日〜5月7日
銀筆で描かれる日香里さんの世界がとっても素敵です。















*
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# by bonplaisir | 2017-04-19 12:00 | 展覧会&美術館 | Comments(0)

Maxwell Armfield画のThe flower bookから

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マックスウェル・アームフィールドは1909年に結婚。
妻は劇作家のコンスタンス・スメドリー。

1910年に彼女の著書The flower bookに美しい植物の挿絵を添えました。
中にはジャポニズムの影響もみえる絵もあったり。

グレイッシュな彩色が素敵なのです♡















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# by bonplaisir | 2017-04-18 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

Maxwell Armfield画:フェアリーランドへの道

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マックスウェル・アームフィールドのアンデルセン童話集から
口絵のイラストが楽しい。

水面下の世界まで描いているのがツボ♡
この一枚の絵を見ているだけでワクワクする。

そんな絵が描けるのって素晴らしい☆















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# by bonplaisir | 2017-04-17 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

ミカロユス・チュルリョーニスの十二宮から

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Tumblrのタイムラインに流れてきた美しい絵。
詳細がなかったので調べてみました。

リトアニアの画家で作曲家
ミカロユス・チュルリョーニス(Mikalojus Čiurlionis:1875-1911)の
十二宮(1907)のシリーズから乙女宮の作品でした。

幻想的で不思議な魅力が溢れて素敵。

十二宮(1907)

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作曲家でもあったから音楽からのイメージ作品も多いようです。

前奏曲とフーガ<天使>(1908-1909)

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世紀末のロシア画壇では注目されリトアニアを代表する画家だったんですね。
カンディンスキーもチュルリョーニスの影響を受けたとか。


チュルリョーニスの画集があれば手にしてみたいです。
眺める程に惹きつけられるものがあります☆















*
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# by bonplaisir | 2017-04-15 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

羽住都画集:纏う透き色の

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*羽住都画集 纏う透き色の 2015年 東京創元社



水彩画の素適な絵師、羽住都さん。
雑誌のイラスト投稿をきっかけに
1996年に小説の挿絵でデビュー。

以来、出版物やゲーム関連の絵を手掛けている。


表紙絵のような気が遠くなるパターンを水彩で描いてる。
繊細で緻密で食い入るように見てしまう。
けど楽しそうに描いているなぁとも思う。


羽住さんの絵からは、自然が発する匂いや
そよ風とか、そんな錯覚も感じられて心地よいのです。

羽住さんのblogで工程などもUPされています。
メイキングって楽しいし素敵♡
















*
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# by bonplaisir | 2017-04-14 12:00 | 画集 | Comments(0)


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


by haruchonns

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