カテゴリ:画集/図版集( 49 )

Book:アメリア・ジェーン・マレーの妖精画集

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1985年に出版されたアメリア・ジェーン・マレーの画集、
「Regency Ladys Faery Bower」です。
絶版なのですが海外の古書で入手できました。

B5サイズぐらいの小ぶりの画集です。
そして表紙・裏表紙含めて23点の妖精のイラストと
アメリアの暮らしぶりをスケッチしたものと水彩画が1点ずつ収録されていました。
それとイラストにはシェイクスピアやミルトンなのど詩も添えられています。

とくにシェイクスピアのが多いですね。
「真夏り夜の夢」と「テンペスト」から、
やっぱ妖精と言えば、ですものね。

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最後の方の頁にはアメリアの家系図が見開きで紹介され壮観です。















*
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by bonplaisir | 2017-12-02 12:00 | 画集/図版集

ウォルター・クレイン画の「妖精の女王」

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*Illustrations and Ornamentation from The Faerie Queene (Dover Fine Art, History of Art)
 Dover Publications 1999年




1999年にDoverからウォルター・クレイン画の「妖精の女王」にそえられた
イラストとオーナメントだけをまとめた図版集がでました。
この本には、全6巻と断篇から、扉絵7点、挿絵が88点、
章頭装飾、章末装飾、装飾文字、装飾帯など255点と網羅されています。

眺める度にため息もの、細部まで凝りに凝った装飾、ひとつとして重なるモチーフがなく、
挿絵を飾る装飾枠にも物語性ある表現でまとめあげて素晴らしいのひとこと。
描きこみ内容の濃さから、そのクォリティを保つモチベーションも凄いです。

前日の記事の人魚の装飾枠も素敵なんですよね♡

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エドマンド・スペンサー(Edmund Spenser)の代表作
「妖精の女王」(The Faerie Queene)は
16世紀のイングランド女王エリザベス1世を象徴とする
“妖精の国″の女王グロリアーナに仕える騎士の冒険を、
アーサー王物語を題材に書かれた、寓意に満ちた長編叙事詩。
本来全12巻で構成され、各巻で12の徳を書く予定でしたが、
「神聖」「節制」「貞節」「友情」「正義」「礼節」と6つの主題を取り上げて、
全6巻と断篇で構成されました。

1894-1896年にトーマス・J・ワイズが編集し
ウォルター・クレインが挿絵を手掛けました。

3年がかりのプロジェクトで1000部刊行され、
19世紀のアーツ・アンド・クラフツ運動が生んだ最も美しい本のひとつとされています。


そうえば、この本も先日の行ったウォルター・クレインの展覧会で堪能できました☆





















*
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by bonplaisir | 2017-06-21 12:31 | 画集/図版集

ハリー・クラーク:アイルランドの挿絵とステンドグラスの世界

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2014年の秋にパイインターナショナルから出版された
海野 弘氏監修の西洋アンティーク図版本シリーズ。

たぶん国内で初のハリー・クラークの図版集。

アンデルセン童話集、カラー10点/モノクロ13点
ポーの神秘と幻想の物語、カラー6点/モノクロ12点/カバーデザイン
ときは春、カラー2点/モノクロ3点/カバーデザイン/カット3点
シャルル・ペロー童話集、カラー7点/モノクロ8点/カバーデザイン/カット9点
ファウスト、カラー6点/モノクロ5点/見返し/カット7点
スウィンバーン詩集、モノクロ4点/見返し
髪の毛盗み、モノクロ5点
あるグレート・ハウスの歴史、2色刷7点
生命の水、2色刷4点

挿絵の図版の他にも、テキスタイルデザイン、ハンカチのデザイン、
カードのデザイン、雑誌の表紙や挿絵、カレンダー、企業や団体のためのデザイン
(奨学金証書、レターヘッド、入学許可書、株券)

ステンドグラスの作品からは教会のためのステンドグラスから代表的な作品を11点、
「聖アグネス祭の前夜」と「ジュネーヴの窓」「女王たち」の各パネルを解説付きで。
その他小さなステンドグラス作品から3点。

これらの図版とハリー・クラークをめぐる人たちの紹介や、
同時代の挿絵画家らにも触れている。


この本に載せられた挿絵図版がほぼ個人蔵によるもので、
イギリス在住のコレクター、マーティン・ムーア・スティーンソン氏のおかげ。
こんなに惜しみなく放出してくれて大感謝なのです。

たまたま、編集者が現地での撮影の様子を記事にした
現地コーディネーターさんのblogに辿り着いて、
コレクターさんは気取りない素敵な方のようで
益々この本が魅力的になりました☆


表紙はハリー・クラーク画をコラージュして、
彩色と藍色の箔押しがまるでステンドグラスのようになってます。
気合の図版本って感じです♡
















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by bonplaisir | 2017-06-10 12:00 | 画集/図版集

羽住都画集:纏う透き色の

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*羽住都画集 纏う透き色の 2015年 東京創元社



水彩画の素適な絵師、羽住都さん。
雑誌のイラスト投稿をきっかけに
1996年に小説の挿絵でデビュー。

以来、出版物やゲーム関連の絵を手掛けている。


表紙絵のような気が遠くなるパターンを水彩で描いてる。
繊細で緻密で食い入るように見てしまう。
けど楽しそうに描いているなぁとも思う。


羽住さんの絵からは、自然が発する匂いや
そよ風とか、そんな錯覚も感じられて心地よいのです。

羽住さんのblogで工程などもUPされています。
メイキングって楽しいし素敵♡
















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by bonplaisir | 2017-04-14 12:00 | 画集/図版集

カール・ラーション/スウェーデンの暮らしと愛の情景

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*カール・ラーション/スウェーデンの暮らしと愛の情景 荒屋鋪 透/著 2016年 東京美術


去年の11月にラーション本の新刊がでました。
トービセレクションから160頁もあるボリュームある本です。

ラーションが出した4冊の書籍を中心に、
その生涯と作品を細かく解説してくれている。

わたしの所持しているOURシリーズもオリジナルタイトルは
Ett Hem(英/OUR HOME・和/私の家)と
Spadarfvet,mitt lilla landtbruk
(英/OUR FARM・和/スパーダヴェルト・わたしの小さな農場)でした。

の他にLarssons(和/ラーション家の人々)とAt solsidan(和/日向に)と
挿絵や壁画などの仕事作品も紹介してくれています。

あと、ラーションのジャポニズムの画家としての側面も。
ラーション自らの言葉で
「日本は芸術家としての私の故郷である」
と残しているほど、日本絵画や浮世絵などの構図から影響を受けている。

代表作の「小さなスサンヌ」は日本画的な縦長の構図で妻と娘、
足元には日本人形が描かれています。

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*Lilla Suzanne,1885


和書でラーションを色濃く堪能できる本がやっと出たという感じ♡















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by bonplaisir | 2017-04-13 12:00 | 画集/図版集

カール・ラーソン(ニューベーシックアートシリーズ)

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*ラーソン NBS-J レナーテ・プフォーゲル/著 2003年 タッシェン・ジャパン


画集を手にして、更にラーションの他の絵も見たくなり、
できれば和書でラーションに触れられたらと求めたのがこの本。

冒頭にラーションの生涯についての記述があり、
その後に作品が、ただし作品の解説まで和訳はされていませんでした。
でもOUR FAMILYの絵やその他初めて見る作品もあって、
手軽にラーションを楽しめるペーパーバック版といった感じ。















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by bonplaisir | 2017-04-12 12:00 | 画集/図版集

カール・ラーション:OUR FARM

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*OUR FARM,Carl Larsson/文・絵,Olive Jones/英訳 1980


カール・ラーションのOUR HOMEを手にして、
そういえばもう一冊あのお店にラーションがあったはずと、
後日お店に赴き、まだあったので求めました。

OUR HOMEがラーション一家が住む家の様子を描いた画集で、
OUR FARMはラーション家の豊かな農場を描いた画集なのでした。

サイズが23.5cm×31.0cmと割と大判な画集です。
ラーションの温かい眼差しで描かれた家族と家と農場の絵は
キラキラと輝いて、眺めているとこちらまで気持ち温かくなります。

ラーションほんと素敵です♡

このシリーズにはもうひとつOur Familyがあるのですが、
できれば同じ年に出版されたシリーズで入手できたらと、
ですがこれがまた手に入りずらい。
この2冊もたまたまラッキーな感じだったんですけどね(笑)















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by bonplaisir | 2017-04-11 12:00 | 画集/図版集

カール・ラーション:OUR HOME

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*OUR HOME,Carl Larsson/文・絵,Olive Jones/英訳 1980



去年のクリスマスシーズンにカール・ラーションの
クリスマス画で楽しんだのですけど、
ラーションの絵を追いかけ始めたのは4年前くらい。
ご贔屓している古絵本屋さんでこの画集に出逢って、
その時は店内でパラパラと捲ってただけなのですが、
次に赴いた時にまだあったので再びパラパラと眺めていて、
ある頁でドキリ。

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右端の花柄タイルのストーブ見て、なんだろう?この既視感は、、、
で思い出したのが、内田善美さんの画集「聖パンプキンの呪文」収録の
「パールセピアの季節」の中のイラストでした。

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店内で独り密かにドキドキにまにましてました(笑)
これはもうラーション追いかけないとってなりましたもん。















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by bonplaisir | 2017-04-10 12:00 | 画集/図版集

お気に入りのギュスターヴ・モロー本

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*ギュスターヴ・モロー【自作を語る画文集】夢を集める人 ギュスターヴ・モロー/画・文 藤田尊潮/訳 2007年 八坂書房



図版本にしては小ぶりなのですが、
読み物としては丁度良いサイズの本です。

モロー自身が作品解説をしている本で、
最近ちょこちょこ合間に読んでたりしています。

モローのアルバムやクロッキー帳などにしたためられた注釈、
生前は未発表でしたが、死後に弟子たちで筆写されまとめられたそうです。

モロー自身による文章も絵と同様に耽美で幻想的な詩のようです。
作品への想いが解釈の邪魔するようなものでもないのが素敵。

ますますモローの魅力に惹かれてしまってます。















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by bonplaisir | 2017-04-01 16:03 | 画集/図版集

アルフォンス・ミュシャ/The IVAN LENDL COLLECTION 

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*アルフォンス・ミュシャ The IVAN LENDL COLLECTION ジャック・レナート/解説 石田恭介/訳 
 1986年 講談社 1986年2刷



いまではミュシャの蒐集家としても有名な
元テニス・プレイヤーのイワン・レンドル氏。

そのレンドル氏のコレクションをまとめた画集です。
119点あるミュシャのポスターのうち、現在116点を所有しているそう。

この画集にはまだ蒐集始めた中からの92点が収められています。
その中に、最初に手にした油彩画1点と素描1点も含まれています。

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レンドル氏は本当にミュシャの絵がお好きなようです。
コレクターにありがちな、手に入れた作品を仕舞ったたまにせずに、
全て自宅の壁に飾られ、いつでも眺めていられるようにしているそうです。

なのでレンドル氏のコレクション展はなかなか実現するはなかったのですが、
全作品の額入りレプリカを自宅に用意することを条件に
5年間の貸し出しを許可したそうです。

それにより2013年4月10日-7月末日、プラハで初の展覧会が行われたようです。
プラハの後、各国を巡り日本も公開予定地に入っているようですが、
まだみたい?貸し出し猶予は2018年ってことですよね。

まだ望みはあるのかも?って期待してます。















*
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by bonplaisir | 2017-03-23 12:00 | 画集/図版集


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


by haruchonns

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