カテゴリ:画集( 27 )

羽住都画集:纏う透き色の

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*羽住都画集 纏う透き色の 2015年 東京創元社



水彩画の素適な絵師、羽住都さん。
雑誌のイラスト投稿をきっかけに
1996年に小説の挿絵でデビュー。

以来、出版物やゲーム関連の絵を手掛けている。


表紙絵のような気が遠くなるパターンを水彩で描いてる。
繊細で緻密で食い入るように見てしまう。
けど楽しそうに描いているなぁとも思う。


羽住さんの絵からは、自然が発する匂いや
そよ風とか、そんな錯覚も感じられて心地よいのです。

羽住さんのblogで工程などもUPされています。
メイキングって楽しいし素敵♡
















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by bonplaisir | 2017-04-14 12:00 | 画集

カール・ラーション:OUR FARM

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*OUR FARM,Carl Larsson/文・絵,Olive Jones/英訳 1980


カール・ラーションのOUR HOMEを手にして、
そういえばもう一冊あのお店にラーションがあったはずと、
後日お店に赴き、まだあったので求めました。

OUR HOMEがラーション一家が住む家の様子を描いた画集で、
OUR FARMはラーション家の豊かな農場を描いた画集なのでした。

サイズが23.5cm×31.0cmと割と大判な画集です。
ラーションの温かい眼差しで描かれた家族と家と農場の絵は
キラキラと輝いて、眺めているとこちらまで気持ち温かくなります。

ラーションほんと素敵です♡

このシリーズにはもうひとつOur Familyがあるのですが、
できれば同じ年に出版されたシリーズで入手できたらと、
ですがこれがまた手に入りずらい。
この2冊もたまたまラッキーな感じだったんですけどね(笑)















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by bonplaisir | 2017-04-11 12:00 | 画集

カール・ラーション:OUR HOME

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*OUR HOME,Carl Larsson/文・絵,Olive Jones/英訳 1980



去年のクリスマスシーズンにカール・ラーションの
クリスマス画で楽しんだのですけど、
ラーションの絵を追いかけ始めたのは4年前くらい。
ご贔屓している古絵本屋さんでこの画集に出逢って、
その時は店内でパラパラと捲ってただけなのですが、
次に赴いた時にまだあったので再びパラパラと眺めていて、
ある頁でドキリ。

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右端の花柄タイルのストーブ見て、なんだろう?この既視感は、、、
で思い出したのが、内田善美さんの画集「聖パンプキンの呪文」収録の
「パールセピアの季節」の中のイラストでした。

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店内で独り密かにドキドキにまにましてました(笑)
これはもうラーション追いかけないとってなりましたもん。















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by bonplaisir | 2017-04-10 12:00 | 画集

アルフォンス・ミュシャ/The IVAN LENDL COLLECTION 

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*アルフォンス・ミュシャ The IVAN LENDL COLLECTION ジャック・レナート/解説 石田恭介/訳 
 1986年 講談社 1986年2刷



いまではミュシャの蒐集家としても有名な
元テニス・プレイヤーのイワン・レンドル氏。

そのレンドル氏のコレクションをまとめた画集です。
119点あるミュシャのポスターのうち、現在116点を所有しているそう。

この画集にはまだ蒐集始めた中からの92点が収められています。
その中に、最初に手にした油彩画1点と素描1点も含まれています。

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レンドル氏は本当にミュシャの絵がお好きなようです。
コレクターにありがちな、手に入れた作品を仕舞ったたまにせずに、
全て自宅の壁に飾られ、いつでも眺めていられるようにしているそうです。

なのでレンドル氏のコレクション展はなかなか実現するはなかったのですが、
全作品の額入りレプリカを自宅に用意することを条件に
5年間の貸し出しを許可したそうです。

それにより2013年4月10日-7月末日、プラハで初の展覧会が行われたようです。
プラハの後、各国を巡り日本も公開予定地に入っているようですが、
まだみたい?貸し出し猶予は2018年ってことですよね。

まだ望みはあるのかも?って期待してます。















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by bonplaisir | 2017-03-23 12:00 | 画集

神秘なる挿絵画家 エドマンド・デュラック

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*神秘なる挿絵画家 エドマンド・デュラック 解説/監修 海野弘 マール社 2011年


海野弘氏による監修/解説、マール社の挿絵画家シリーズ第2弾。

それまで、新書館の挿絵本や洋書の画集で堪能してきたデュラックの挿絵を、
解説付きで堪能できる画集が出て嬉しかったです。
紹介されている挿絵は下記のリストのもの。

「アラビアン・ナイト」☆
「テンペスト」☆
「オマル・ハイヤームのルバイヤート」
「眠り姫、その他の物語」☆
「アンデルセン童話集」☆
「ポー 鐘、その他の詩」
「バドゥーラ姫」
「船乗りシンドバッド、その他のアラビアン・ナイト物語」☆
「エドマンド・デュラックの昔話―連合国の昔話集」
「タングルウッド物語」☆
「真珠の王国」★
「宝島」★
「金鶏」★


☆印は新書館で翻訳本が出ているもの。
無印は翻訳本は出てなくても、人気のある作品なので
洋書の画集などで見る機会はありました。
★印は後期の作品で、滅多に見られないものなので
載せてくれて嬉しかったです。

これらの他にも、モノクロカット画や作品年表、デュラック自身についての紹介文。
デュラックを知るよい入門編になっている画集だと思います。









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by bonplaisir | 2016-07-22 12:00 | 画集

出版されなかったカイ・ニールセン挿絵の「千夜一夜物語」

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*The Tale of the first Dervish from the Tale of the Porter and the three Girls of Baghdad,
 Thousand Nights and a Night:Illustrated by Kay Nielsen(1918-1922)



「千夜一夜物語」から「運搬人とバグダッドの三人の娘たち」より第一の托鉢僧の話の挿絵です。
王国の王子とその妹の禁断の物語。許されない恋に二人は地下に隠れ住もうとしますが
神の怒りに触れて焼き殺されてしまう場面を描いています。

装飾的な焔と煙に包まれる二人がなんとも悩ましく妖艶。
業火に包まれながらも二人にはどことなく幸福感も漂っているような
ロマンティックな場面になっているような気がします。


カイ・ニールセンの「千夜一夜物語」は、アーサー・クリステンセンがアラビア語の原点から
直接デンマーク語に訳したテクストで、デンマークから出版される計画でしたが、
第一次世界大戦の被害が大きく出版は中止され、パリ・ロンドン、ニューヨークでも
出版を試みられましたが、テクストがデンマーク語なため訳するのが大変となり、
出版は断念されたのでした。

出版はされませんでしたが、1924年にロンドンで開かれた展覧会で展示され、
以降はずっと埋もれたままの作品になっていたのです。

それを1977年に「The Unknown Paintings of Kay Nielsen」
(カイ・ニールセンの知られざる絵画)と題されたデビッド・ラーキン編として
やっと世に送り出されることになりました。
こちらはテキストなしの画集ですが、装飾豊かな縁取りの中に描かれた彩色挿絵と、
モノクロの優美な装飾額に、おそらくその中にテクストが入る予定だったのかも、
その額の中には彩色挿絵の一部拡大図が収められております。


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*The Unknown Paintings of Kay Nielsen by David Larkin (Editor),
 Hildegarde Flanner (Introduction) Peacock Press / Bantam Books 1977


マール社の「幻想の挿絵画家カイ・ニールセン」では10点紹介され、
中経出版の「挿絵画家 カイ・ニールセンの世界」では彩色挿絵の装飾額を省いた
トリミングのものが全部紹介されていますがモノクロ画は載っていませんでした

全部網羅するには、サイズは小さいですがこちらのサイトで全イラストが観られます。










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by bonplaisir | 2016-06-22 12:00 | 画集

流線の挿絵画家 ジェシー・キング

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*流線の挿絵画家 ジェシー・キング 解説・監修/海野弘 2012年 マール社


マール社の挿絵の黄金時代の画家の画集シリーズの第3弾として出版されました。
彩色・無彩色のイラストが170点にもおよぶボリュームのものとしては、
国内初の画集かと思います。
発売が決定した情報が入り次第、予約注文したくらい嬉しかったです。


巻頭からオスカー・ワイルドの「ザクロの家」(1915)の挿絵が16点紹介され、
初期の代表作、アーサー王伝説からパーシヴァルと聖杯について語り継がれている物語
「聖杯の高貴なる歴史」(1903)の挿絵が21点。
「グネヴィアの弁護とその他の詩」(1904)からは図像やカバーと挿絵が7点。
その他の詩から17点。
「シェリー詩集」(1907)から8点。
「北のグレイシティ」(1910)から12点。
「幸福の七日間(」1913)から15点。
「善き王ウェンツェスラス」(1919)から14点。
「強制された家」(1921)から15点。
「ママのお伽話」(1929)から11点の挿絵と数点のカット。

あと、これらのブックカバーや挿絵以外のイラストも数点、
ひとつひとつの絵の場面解説と物語の簡単なあらすじ、
人物像から仕事や絵柄の流れ、彼女の周りに居た芸術家たちなど、
ジェシー・M・キングの魅力を存分に味わえました。

貴重な一冊だと思います☆

でもって素敵過ぎて欲が出てしまう。
彼女のイラストやデザインのもの全作品を網羅したくなるのですw









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by bonplaisir | 2016-06-14 12:00 | 画集

高橋真琴画集:あこがれ

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*高橋真琴画集 あこがれ 1995年 光風社出版


まさに少女の頃のあこがれでした。
小学生の時にショウワノートから沢山の文具が発売され、
欲しくても買ってもらえなかったことから更に憧れ感が強まり、
学校の図書館で、童話集の中に挿絵を見つけた時には
その本目的で頻繁に通っていました。


この画集が出た頃にたまたま本屋さんで見つけ、
頁をめくると思い出される憧れの存在。
即手元に置きたいと求めた次第。

マイ・フェア・レディのような素敵な表紙にもウットリですが、
裏表紙も素敵なんですよ。

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バッスルスタイルの衣装が素適な貴婦人たち、
内側に折りこまれたカバーをめくると、
薔薇の花に囲まれた人魚たちの彫刻の噴水が現れるのでした。










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by bonplaisir | 2016-05-23 12:00 | 画集

金子國義:イルミナシオン

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*イルミナシオン 金子國義/著 金子修/監修 津原泰水/編集 2016年 バジリコ


表紙の画 「The Book」 見てお分かりになるように
「最後の晩餐」をモチーフにされている、このセンスったら♡
カバーを外して広げると「わぁー♡」ってなりますよ♪

帯に寄せられたHYDE氏のお言葉も素敵です。

金子國義氏没後の企画画集。
アトリエに残された膨大な作品の中から、
画家が気に入って手放さなかった作品や、未発表の作品、
商品や広告に使われた人気作の他にモデルの写真や
画家のポートレート写真、焼き物の絵付けまで収録されています。


画家の親近者たちが中心となって「先生ならどうする?」を合言葉に
心の籠った画集が出来上がっていると思います。

画家の生前に出版された古い画集が絶版し高騰している現状で
この新しい画集の出版は本当に有難いものでした。
今後も第2弾と続刊が出る事を願います。


そうそう、画集を眺めていて、ランボーの最後の作品を思い浮かべてしまった。
「イルミナシオン」を最後に詩作をやめてしまったランボー。
読みたくなって本棚を漁ったがない。あれ?確かあったはずなのに、、、。
どうやら実家の方に置いたままみたい、帰省の際に発掘してこようと思うw











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by bonplaisir | 2016-03-26 12:00 | 画集

ロベール・クートラス展 僕は小さな黄金の手を探す

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Twitterのタイムラインに上がってきた時に気なっていたので、
先日、帰省の際に立ち寄ってきた展覧会。
故郷にあるベルナール・ビュフェ美術館で始まったばかりです。
没後30年を迎え、フランスから日本へと続く回顧展で再評価の流れがあるようです。

ロベール・クートラス(1930-1985)パリ生まれ。
「現代のユトリロ」、「第二のベルナール・ビュフェ」として売り出されましたが、
クートラスは流行に左右される美術界からの活動に苦しみ、画廊から離れ
困窮の中で制作することを選びました。

画廊と契約していた頃は、昼間は画廊からの注文の絵を描き、
夜になると、自分の世界に籠り、カルト(手札大の紙片に油彩画)を描くのに没頭したようです。
そのうち画廊との契約も破棄し、画材にもこと欠く中で自らの芸術を追及し、
生涯をかけて描いたカルトはおよそ6000枚にもなったそうです。

今回の回顧展では、初期の油彩画からグアッシュ、テラコッタなど170点以上に加え、
多数のカルトも展示されていました。その中には、売ることも散逸も望まなかったという
日本初公開の作品もありました。

小さな紙片に濃密な世界が描かれてるカルト、ホント素晴らしいです。
詩的で哲学的であり、彼の純粋で自然体な芸術への姿勢に胸がざわつきました。
素敵な画家を新たに知ることが出来て良かったです☆










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by bonplaisir | 2016-03-19 12:00 | 画集


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


by haruchonns

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