カテゴリ:解説・図版本( 20 )

カール・ラーション/スウェーデンの暮らしと愛の情景

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*カール・ラーション/スウェーデンの暮らしと愛の情景 荒屋鋪 透/著 2016年 東京美術


去年の11月にラーション本の新刊がでました。
トービセレクションから160頁もあるボリュームある本です。

ラーションが出した4冊の書籍を中心に、
その生涯と作品を細かく解説してくれている。

わたしの所持しているOURシリーズもオリジナルタイトルは
Ett Hem(英/OUR HOME・和/私の家)と
Spadarfvet,mitt lilla landtbruk
(英/OUR FARM・和/スパーダヴェルト・わたしの小さな農場)でした。

の他にLarssons(和/ラーション家の人々)とAt solsidan(和/日向に)と
挿絵や壁画などの仕事作品も紹介してくれています。

あと、ラーションのジャポニズムの画家としての側面も。
ラーション自らの言葉で
「日本は芸術家としての私の故郷である」
と残しているほど、日本絵画や浮世絵などの構図から影響を受けている。

代表作の「小さなスサンヌ」は日本画的な縦長の構図で妻と娘、
足元には日本人形が描かれています。

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*Lilla Suzanne,1885


和書でラーションを色濃く堪能できる本がやっと出たという感じ♡















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by bonplaisir | 2017-04-13 12:00 | 解説・図版本 | Comments(0)

カール・ラーソン(ニューベーシックアートシリーズ)

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*ラーソン NBS-J レナーテ・プフォーゲル/著 2003年 タッシェン・ジャパン


画集を手にして、更にラーションの他の絵も見たくなり、
できれば和書でラーションに触れられたらと求めたのがこの本。

冒頭にラーションの生涯についての記述があり、
その後に作品が、ただし作品の解説まで和訳はされていませんでした。
でもOUR FAMILYの絵やその他初めて見る作品もあって、
手軽にラーションを楽しめるペーパーバック版といった感じ。















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by bonplaisir | 2017-04-12 12:00 | 解説・図版本 | Comments(0)

お気に入りのギュスターヴ・モロー本

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*ギュスターヴ・モロー【自作を語る画文集】夢を集める人 ギュスターヴ・モロー/画・文 藤田尊潮/訳 2007年 八坂書房



図版本にしては小ぶりなのですが、
読み物としては丁度良いサイズの本です。

モロー自身が作品解説をしている本で、
最近ちょこちょこ合間に読んでたりしています。

モローのアルバムやクロッキー帳などにしたためられた注釈、
生前は未発表でしたが、死後に弟子たちで筆写されまとめられたそうです。

モロー自身による文章も絵と同様に耽美で幻想的な詩のようです。
作品への想いが解釈の邪魔するようなものでもないのが素敵。

ますますモローの魅力に惹かれてしまってます。















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by bonplaisir | 2017-04-01 16:03 | 解説・図版本 | Comments(0)

鹿島茂コレクション1:グランヴィル

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*鹿島茂コレクション1 グランヴィル-19世紀フランス幻想版画 鹿島 茂/著 求龍堂 2011年


2011年の2/23-4/3(震災で10日まで延長)練馬区立美術館で行われた
フランス文学者の鹿島茂氏の膨大な古書コレクションの中から、
シュールレアリズムの先駆と評価されたフランスの風刺画家
J・J・グランヴィル(1803-1847)の作品を集めた展覧会の図録です。

自らグランヴィル狂というだけあり、素晴らしいコレクション。
版画の数もさることながら、豪華な稀少本も数多く飾られていて、
技巧を凝らした装丁の美しくて素敵。

グランヴィル狂、ワタシも感染した記念の日でした☆



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訪れた日は天気も良くて、気温も温かく、午前中にグランヴィルを堪能し、
心地よい気分でいました。まさかその日の午後に大地震が起こるなんて
夢にも思わなかった。当時の記憶から、午前と午後の出来事が
同じ日だったなんて思えないくらい分断しています。













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by bonplaisir | 2017-03-13 12:00 | 解説・図版本 | Comments(0)

アルフォンス・ミュシャの世界/2つのおとぎの国への旅

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*アルフォンス・ミュシャの世界/2つのおとぎの国への旅 海野弘/解説・監修 2016年 Pie 2017年2刷



いよいよ明日から始まる「ミュシャ展
チェコ国外世界初公開の「スラブ叙事詩」全20点が展示されますね。

その予習にと、やはりPieから去年出版された本も入手。
売れ行きがよいようで第2刷になってました☆

ミュシャ関連の本は展覧会図録を主に数冊持っていますが
この本はグラフィック作品の中でも雑誌関連の作品も充実していて
ときめきがとまりません。

一昨年の箱根のラリック美術館で行われていた
ミュシャとのコラボ展覧会で、主にOGATAコレクションの作品が
こちらの本でも見られ、あの時は図録集がなかったので嬉しい限り。

もちろん「スラブ叙事詩」の解説も読み応えありますので
こちらも予習として読み込んでから展覧会に挑みたいですね。

ああ、もうすっごく楽しみ☆


















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by bonplaisir | 2017-03-07 13:30 | 解説・図版本 | Comments(0)

チェコの挿絵とおとぎ話の世界

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*チェコの挿絵とおとぎ話の世界 海野弘/解説・監修 2014年 パイ・インターナショナル



昨日、ブラティスラヴァ世界絵本原画展の後、帰宅してから
チェコの絵本を紹介した本を開いて見ました。

チェコの民話やおとぎ話の代表的なものの紹介と
19世紀から20世紀の人気のある画家たちや
デザインも優れている絵本も紹介した本です。

チェコ芸術が魅力的で豊かな世界を作りだすのは当時大変だったはず。
世紀末から現代にかけて国家統制下の厳しい圧力があった中で、
絵本など子供の世界の領域はアカデミックな評価を受けにくく
見逃されがちで、かくれみのの様なものだったのかもですね。
そのなかで芸術家たちは自由に実験的な試みをして抵抗してたのかも。

こうした背景のなかで作り出された魅力的な作品たちは
本当に素晴らしくて美しいものばかりです。


そんなこともまだ知らなかった時、チェコの絵本の魅力に初めて触れたのは
ヨゼフ・パレチェク画の「人魚姫」でした。
想像力が溢れている素敵な世界感に一目で魅了されました。

そしてチェコの絵本の世界で描かれるアンデルセンやグリムが気になり、
追いかけるうちにチェコの民話ものやいろんな画家たちとの出逢いができたのです。

イジー・トゥルンカ、ミルコ・ハナーク、アドルフ・ザーブランスキー、
スロヴァキアのドゥシャン・カーライ、などなど。
まだほんのちょっとだけど、チェコ関連は魅力的なものばかり☆

そうそう、それまでチェコといえばミュシャと映画ぐらいしか馴染がなかった。
絵本が国の輸出産業になっていることを知ったのは絵本に出逢ってからでした。

この本を開きながら、まだ手に取ってない画家の絵本との出逢いを楽しみにしています。















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by bonplaisir | 2017-02-24 12:00 | 解説・図版本 | Comments(0)

ウェス・アンダーソン本

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前々から狙っていたウェス・アンダーソン監督の映画本が届いた♡
のに、ちょっとバタバタとしていて、ゆっくり読めないッ、眺められもできないッ。

わーん、おあずけ状態もどかしい~。
でも嬉しい~。















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by bonplaisir | 2017-01-26 12:00 | 解説・図版本 | Comments(0)

フランスの更紗手帖

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*フランスの更紗手帖 猫沢エミ/著 2016年 パイ・インターナショナル


「トワル・ド・ジュイ展」が
去年の東京での開催期間中、終盤頃に出版された本。

展覧会のトワル・ド・ジュイ美術館だけでなく、
ミュルーズ染織美術館とソレイアード南仏テキスタイル美術館も紹介している。

それぞれの工場での更紗の歴史と柄の特色などの違いも知れて嬉しい本。

アントワネットが好んでいたであろう柄のドレス写真は載っているのですが、
肖像画で描かれていたのかは見たことがないのです。
ですが、フランソワ=ユベール・ドルーエが描いた
ポンパドゥール夫人の肖像画 は更紗のドレスをまとっていたのですね。

更紗をまとう肖像画があればもっと見てみたいものです。
いろいろ探してみたくなりました☆















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by bonplaisir | 2017-01-25 12:00 | 解説・図版本 | Comments(0)

ビリービンとロシア絵本の黄金時代

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*ビリービンとロシア絵本の黄金時代 田中友子/著 2014年 東京美術 2016年2刷



ロシア挿絵黄金時代を追いかける為に、新年早々取り寄せた
「ビリービンとロシア絵本の黄金時代」の本。

ビリービンが手掛けた絵本の挿絵から
絵本以外のグラフィック・デザインの仕事を紹介してくれている。

絵本作品からは
「イワン王子と火の鳥と灰色のオオカミ」
「カエルの女王」
「鷹フィニストの羽根」
「うるわしりワシリーサ」
「マリヤ・モレヴナ」
「姉アリョーヌシカと弟イワーヌシカ」
「白いカモ」
「サルタン王物語」
「金の鶏の物語」
「漁夫と魚の物語」
「ヴォリガ」
の他に挿絵で描かれたロシアの風景画や飾り罫なども。

デザインなどの仕事からは
ポスター、絵葉書、雑誌の扉絵や舞台美術や衣装デザインなど。

ビリービンの他にも同時代に活躍した画家も紹介され、
ヴィクトル・ヴァスネツォフ、エレーナ・ホルレーノワ、セルゲイ・マチューリン
ゲオルギー・ナールブトらが数頁ずつ紹介されてて嬉しい。


ビリービンの装飾や古代文字の使い方、描きこみ細かいように見えても
無駄を省きつつ、バランスや構図が素晴らしいですね。
ヨーロッパの世紀末美術や日本の浮世絵からも影響が見られる。

代表的な作品から数点ずつの紹介だから、
それぞれの挿絵を全部網羅したくなってきます。

まだロシア挿絵画家たちの単独の作品集ってないのがもどかしいです。
ヴィクトル・ヴァスネツォフやゲオルギー・ナールブトの
和書での作品集を出版してくれたら嬉しいなぁ~。
















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by bonplaisir | 2017-01-05 16:00 | 解説・図版本 | Comments(0)

ハワード・パイル画集

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*アメリカン・ノスタルジアⅣ ハワード・パイル 村木 明/著 1976年 パルコ出版



日本で刊行された初めてのハワード・パイルに関する本格的な画集です。
パイルのイラストレーターとライターとしての2つのキャリアで残された作品は大変多く、
全容を捉えるのは容易ではありませんが、代表的なものを中心に
パイルの活動の全体に触れるよう心掛けた作品150点収められた画集です。

アメリカの厳しい開拓時代における迫真の歴史画や、
愛とユーモアの童話の世界、ロマンチシズム溢れる海賊の絵から
中世の騎士物語まで、イラストだけでなくデザインからカリグラフィと
幅広く手掛けていました。

今のアメリカの人気画家たち、パリッシュはじめロックウェルにA.ワイエスなど、
さらにウォルト・ディズニーでさえ根元にパイルあってこそ。
アメリカのイラストレーションのパイオニア、パイルの偉大さが伝わる画集です。

こちら刊行されて以降つづく画集が出てないのが残念。
画集に収めきれてない素晴らしい作品がまだ沢山あるはずなのになぁ~

パイル素敵!
もっともっとパイルのことが知りたくなりました。



















*
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by bonplaisir | 2016-12-17 13:00 | 解説・図版本 | Comments(0)


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


by haruchonns

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