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エルショフ&エルショヴァ画の絵本

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*FIRE BIRD Russian Fairy Tales Drawings by IGOR YERSHOV,KSENIA YERSHOVA 1973

ひとつ前の記事の本でイーゴリ・イェルショフの絵に一目惚れ。
その一目惚れした挿絵が載ってる絵本ではありませんが、
ロシア童話の「火の鳥」の挿絵を描いた絵本に出逢えました。

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海野弘さんの解説本ではイーゴリ・イェルショフと表記されていましたが
ロシア絵本専門店ではイーゴリ・エルショフとなっています。
ロシア語の発音は難しいのでカタカナ表記が様々になってしまうのかな?

タイトルでおわかりになるように、この絵本はテキストが英語です。
挿絵は父イーゴリ・エルショフと娘クセーニャ・エルショヴァによる共作です。

「火の鳥」
「かえるの王女」
「魔法の馬シフカ・ブルカ」
「emelya and the pike」←和訳タイトルがわかりません。
「うるわしのワシリーサ」

と五つの物語が綴られています。
各物語に4葉ほどのカラー挿絵が描かれ、
全頁に額装飾が施され、全部デザインが違うという凝ったもので、
挿絵が額縁に入っているように見えます。
色使いといい、構図といい、素敵な挿絵がいっぱい見れます。



やっぱ惚れ惚れするわーエルショフ&エルショヴァ親娘の作品。
他にもいろいろ絵本が出ているのですが
なかなか手に入らないようです。
今回、この絵本が手に入れられたのも稀だったのかも。
ホントに有難い出逢いなのでした☆








*
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by bonplaisir | 2015-04-30 12:00 | 欧米テキスト絵本

ロシアの挿絵とおとぎ話の世界

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*ロシアの挿絵とおとぎ話の世界 海野弘/解説・監修 2012年 パイインターナショナル

プーシキンのおとぎ話はじめロシア民話から世界の名作童話まで、
イワン・ビリービンの豪華な挿絵も堪能できます。
フォーク・アートを満喫できる彩り鮮やかなロシア絵本作家たちの作品が
270点の図録と共に紹介され、ロシア絵本の初心者には有難い紹介本でした。
装丁デザインも工夫されてて楽しい一冊です。

ロシア民話の動物たちの描き方が素晴らしいですよ。
愛嬌あるキャラクターと擬人化した動物たちの表情が大変豊かです。

イワン・ビリービンの人魚姫!
これは1937年にフランスで出されたビリービン晩年の作風スタイルによるもの。
この絵本を手元に置けたらと長年の夢はまだ叶っていません。

ここにもバレエ・リュスに関わるものが。
アレクサンドル・ベヌアによる「ペトルーシュカ」の衣装デザインと
ポスターやプログラムのデザイン。

あとロシアのタイポグラフィや装飾デザインも楽しいものばかり。

今回ひと目惚れしたイーゴリ・イェルショフ。
彼の挿絵本が欲しくてたまらなくなったら出逢えましたよ!
(その件についてはまた後の記事にて)

ワタシも持ってる絵本も紹介されていました。
ウラジーミル・コナシェーヴィチの「シンデレラ」です。

図版も大きく紹介され、色鮮やかで眺めているだけでも楽しい本です。
ロシア絵本の奥深さに惹きこまれます☆












*
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by bonplaisir | 2015-04-29 12:00 | 解説・図版本

ロシア服飾の美しい本

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バレエ・リュス展を観に行った時にミュージアム・ショップで出逢った本です。
Russian Elegance
Country and City Fashion from the 15th to the Early 20th Century 
by Luisa V. Yefimova/Tatyana S. Aleshina 2011,Vivays

ひと目で素敵な写真集だとわかりましたが、
バレエ・リュス展図録を既に購入済み、しかも持ち歩くにも重いので
通販(Amazon)で購入すればいいやと安易に思っていたら
直取扱いはなく、出品物であったのは法外価格のものでした。
暫く様子を見ていると展覧会の効果での問い合わせがあったのか、
チラホラと本来の輸入価格ものが出回り始め、やっと入手できました☆

ロシアの国立歴史博物館のコレクション、
都市のブルジョワジーから田舎の農民までの
伝統あるロシアの衣装の素晴らしさ堪能できる本です。

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どの頁も素晴らしすぎてチョイスが困難です(笑)
個人的に気になったものを少し取り上げてみました。

著者はロシア国立歴史博物館スタッフですが英語テキストです。
服飾の資料として、目の保養としても楽しめる素敵な本です。
手元に置けて良かった♡
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by bonplaisir | 2015-04-28 12:00 | 写真&写真集

魅惑のコスチューム バレエ・リュス展の図録

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フランスの画家、ジャック=エミール・ブランシュが描いたニジンスキー。
この衣装を身に着けた写真もありますが、当時はモノクロ写真ですから
絵画で描かれていると衣装の色合いが分かるのでより美しさに魅了されます。

バレエ・リュスの衣装や舞台美術も手掛けたレオン・バクストによる
Siamese Dance (シャムダンス1910)の衣装を身に着けて
ポーズをとるニジンスキー。

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このような写真や衣装デザインのスケッチでも楽しむ事はできますが、
やはり実物の衣装を観られる機会があれば見たいものですよね。

去年、その機会が巡ってきたので見逃しませんでしたよ☆
(2014年6/18-9/1 国立新美術館にて開催)
*ちなみに上の2点の画像は図録に収録されていません。

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長年にわたり、バレエ・リュスの衣装を収集、保存、研究してきた
オーストリア国立美術館の充実したコレクションの中から
衣装140点、デザイン画と資料など34演目、約210点の作品が
一堂に介する展覧会となりました。

バレエ・リュス、ロシアのバレエ団の枠組みを超えた文化的事象であり
当時のもっとも熟達した芸術家たちが結びつくことによって
魅力的な創出をしてきました。

存在自体が未だに興奮できる程の魅力を持ちます。
その息吹を感じられる実際に使われていた衣装を間近で観られ、
質感や寸法など実物でしか味わえない事を実感できました。

表紙に載っている「青神」の衣装、バクストのデザイン画も
ニジンスキーが身に着けている写真も一緒に観る事ができたり。

「牧神の午後」も写真などでしか見たことなかったニンフの衣装が
生地の織まで見られるくらい間近で観てきました。

その他にもバクスト以外のデザイナーたちの作品、
ジョルジョ・デ・キリコやアンリ・マティス、ジョルジュ・ブラックなどなど、
シャネルのものまでありました。

これまで以上にその魅力にハマったバレエ・リュス。
貴重な衣装を沢山堪能できた至福の展覧会でした。
で、その余韻を貯めておく事ができる充実した図録なのであります☆










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by bonplaisir | 2015-04-27 12:00 | 展覧会図録

初めて手にした洋書の画集:ミュシャ

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Alphonse Mucha: The Complete Graphic Works 1980

この画集に出逢ったのは、専門学校生だった頃、
銀座の伊東屋へ画材を探しに行った時
書籍コーナーで見かけて釘づけになりました。

初めて観たアール・ヌーボーのイラスト、
アルフォンス・ミュシャの絵に衝撃を受けたのでした☆

手に入れたくてたまらなかったけれど、
学生の身のワタシには手の届かない価格でしたので
お店に行く度に、売れていませんようにと願いながら
立ち読みで眺めていました(笑)

そして社会人になってやっと手にすることが出来ました。

タイトルにコンプリート・グラフィック・ワークスとありますが、
今ではもっと沢山の作品を観る機会もありますけど、やっぱ特別な一冊。














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by bonplaisir | 2015-04-26 12:00 | 画集

ベッドフォード画の「ピーター・パンとウェンディ」

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*ピーター・パンとウェンディ J.M.バリー/作 F.D.ベッドフォード/挿絵 石井桃子/訳 
 1972年福音館書店 1993年28刷函入



劇「ピータパン」を物語にあらためた
「ピータ・パンとウェンディ」が1911年に出版され
その時にフランシス·ドンキン·ベッドフォードによる挿絵が添えられました。

その挿絵を堪能できる和訳本を読めるなんて
出版してくれた福音館書店さんに感謝です☆

挿絵は全てモノクロ画で、扉絵を含めると13葉の挿絵が楽しめます。
鉛筆画のようなタッチで綿密に描かれ素敵なものばりです。

文庫本版もベッドフォードの挿絵が収められていますが
この精妙さは少しでも大きな画面で楽しみたいです☆












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by bonplaisir | 2015-04-25 12:00 | 児童文学

アイスランドの絵本:ディンマリンのおはなし

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*ディンマリンのおはなし グズムンドゥル・トルステインソン文/絵 訳/はじ あきこ 2006年瑞雲社

和訳されてて良かった。
可愛らしい絵で簡潔に綴られてても
ちゃんと内容は知りたいものです♡

あらすじ

昔あるところに、ディンマリンという小さなお姫さまがいました。 やさしくて気立てのいい、素直なお姫さまです。いつも王宮の庭で遊んでいたディンマリンが、お城の外にでるようになり、そして一羽の白鳥と出会って仲良くなるのですが、ある日その白鳥が死んでしまいます。ディンマリンは死んでも白鳥を思い続けていました。するとひとりの王子があらわれます。実は魔法をかけられ白鳥にされたていたのでした。そして二人は結婚します。めでたしめでたし。



作者が姪へのお土産に描いた絵本。
姪、ヘルガの愛称が「ディンマリン」だそうです。
お姫さまに、王子さま、魔女と魔法と、幸せ王道系の単純な物語ですが
そこには作者の姪(ヘルガ)に対する想いが込められていると思いました。
可愛いヘルガが、心優しく素直な少女から女性になり
素敵な伴侶と出会って幸せな結婚が出来ますように。
彼女の成長と幸せを願う思いがあったのではないでしょうか。
残念ながら作者はヘルガの成長を見届けられませんでしたが
とても愛情深く優しい眼差しある絵本なんだと思いました。



この絵本、女の子の出産祝いプレゼントにも良さそうですね。










*
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by bonplaisir | 2015-04-24 12:00 | 和テキスト絵本

Sagan of Dimmalimm

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古本屋で、可愛らしい絵に魅了され購入した洋書絵本です。
絵ばかりに気をとられていたので、よく見ると英語テキストではないみたい。
検索して調べてみたらアイスランド語でした。
翻訳ツール使うこともできますが文字入力がメンドクサイです(汗笑)
でもお話がどんなか気になるのでもっとよく調べてみたら
和訳されている絵本が出ていたので取り寄せることにしました。

アイスランドの画家で俳優でもあった
グズムンドゥル・トルスティンソンの作品です。
この絵本はアイスランドでは代表的なもののようで
アイスランド大使館ホームページでは元大統領のお言葉も添えられていました。

グズムンドゥル・トルスティンソンさんは1921年にイタリアへ渡航中、
可愛い姪のために、作った絵本だそうです。
もちろん主人公のお姫さまのモデルは姪御さんです。
ですが、この絵本を作って3年後の1924年に33歳の若さで他界。
没後の1942年に初出版されアイスランドで長く親しまれる絵本になったようです。

この洋書絵本が日本に紹介されたのは、
丸善が1992年に世界19カ国から55冊を選んだ「FOSSETTE」からで、
2006年に瑞雲舎から和訳絵本が出版されました。

和訳絵本については次の記事にて☆








*
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by bonplaisir | 2015-04-23 12:00 | 欧米テキスト絵本

ジビュレ・フォン・オルファースの森のおひめさま

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*森のおひめさま ジビュレ・フォン・オルファース/文・絵 奏 理絵子/訳 2003年平凡社 2003年4刷

毎日がきらきらになる魔法のような絵本かも。

朝起きて、身支度をして、ご飯を食べて、勉強をして、
お外で遊んで、友達と語らい、遊んだ後はお家に帰り、眠りにつく。
その毎日をお手伝いするのは、風が運ぶ朝露や豊かに茂る苔だったり、
カラスや小鹿、兎にりすなど森の動物達や、キノコの妖精や星のこどもたち。
自然の中で想像力が膨らみ素敵がいっぱい満たされるような。

小さい女の子に読み聞かせてみたくなる絵本でした。
そして自然の豊かさが感じられるお手伝いしてくれそうな物語、
ささやかな幸せの見つけ方を感じとってくれると嬉しいなと思いました。

なによりも、女の子が 「きょうもわらってたくさんあそんだ」 という
このささやかな幸せが一番なのよね。

作者の草木や動物を愛する心も伝わる美しい絵が素晴らしいです。

巻末の作者紹介で本人の写真も載っていました。
その美しいことったら!

1881年プロセイン生まれ。
20代半ばで修道院に入り、1916年に34歳の若さで亡くなっています。
それでも生存中に8冊の絵本を残しています。
ドイツでは古典絵本として長く愛されています。












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by bonplaisir | 2015-04-22 12:00 | 和テキスト絵本

バージニア・リー・バートンのはだかの王さま

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*はだかの王さま アンデルセン/作 バージニア・リー・バートン/文・絵 乾侑美子/訳 2004年岩波書店

バージニア・リー・バートンの 「はだかの王さま」は慣れ親しんだ物語と、
少し印象が違うものでした。彼女がこの絵本を手掛けたのは、
子供の頃に父親から何度も読み聞かせをしてもらった思い出深い物語だそうです。
そしてお父様のお気に入りの物語でもあるようです。

この物語は、自身や他者に対し正直であることの大切さはもちろんのこと、
虚栄心や権勢に媚びる姿勢などの滑稽さや愚かしいことなど
アンデルセンはコミカルに描いています。

でもバージニア・リー・バートンが描く「はだかの王さま」は
戒めるだけの物語でなく、そこに温かい目線も注がれていて、
優しい嘘で他者を思いやる、優しい心持のお人よしな王さま像も感じ取れます。

彼女が子供の頃に読んでもらった幸せのひと時が、
この絵本の中に込められているようでした。
読んでいると、そんな想いが伝わってきます。

表紙をめくると飛びこんでくる素敵な扉絵。
「この物語を、子どもたちとともに楽しんだ、父への感謝をこめて」
バートンの父親への感謝のメッセージから始まります。

今までのイメージでは、王さまは太っちょの見栄っ張り屋さんだった(笑)
けどバートンの王さま像は、若くてスマートな美青年!って感じです☆

バートンのお父様から受け継いだ気持の籠った素敵な絵本でした☆











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by bonplaisir | 2015-04-21 12:00 | 和テキスト絵本


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