「ほっ」と。キャンペーン

<   2016年 11月 ( 26 )   > この月の画像一覧

池田浩彰画の「若草物語」

c0084183_1073842.jpg
*国際児童版 世界の名作2 若草物語 オルコット/作  中山知子/訳 池田浩彰/絵 1982年 講談社



昨日のオルコット生誕日の流れで「若草物語」の挿絵本。
昭和時代の代表的な挿絵画家、池田浩彰氏も手掛けてました。

110頁ぐらいの本に全ページにカラー挿絵が添えられています。

c0084183_10145944.jpg

c0084183_10151198.jpg
c0084183_10152336.jpg
c0084183_1015322.jpg


児童向けの本ですが絵柄は大人っぽいかも。
あとがきにある写真を見て、池田氏は四姉妹の住む家を
オルコットの生家をモチーフにしたみたい☆

c0084183_1021651.jpg















*
[PR]
by bonplaisir | 2016-11-30 12:00 | 文学/戯曲 | Comments(0)

オルコットの生誕日なので内田善美の「若草物語」

「若草物語」の魅力を教えてくれたのは
内田善美さんの名作ギャラリーに出逢ったからでした。

画集「白雪姫幻想」(サンリオ出版)に収録されているのを見て、
この時代の調度品やファッションにも憧れたのでした。

初出はサンリオ出版から発行されていた少女漫画雑誌「リリカ」での連載でした。
この雑誌が当時画期的で、左綴じ、横書き、全頁オールカラー で創刊されたのです。
海外で英語版を出版する計画をしていた為、このような形態になったのですが、
作品のクォリティを保つには月刊誌では厳しかったため、次第にカラー頁の減少、
1976年9月創刊から1979年3月にて廃刊、世に29冊しか出せませんでした。

しかし、執筆陣は豪華でしたので未だに雑誌は古書として流通しています。
掲載された作品は、各作家の単行本や画集などに収録されてるものは少なく、
殆どのものが未収録な作品が多いからでしょうね。

内田善美さんの「若草物語」は画集に収められたものを長年眺めてきましたが、
やはり連載当時の誌面でも眺めてみたくなり、月日をかけて掲載号を集めました。

リリカ №09 1977年07月号(虹の号) 第1回

c0084183_1115087.jpg


リリカ №10 1977年08月号(ひまわりの号) 第2回

c0084183_11153060.jpg


リリカ №11 1977年09月号(まきばの号) 第3回

c0084183_11155467.jpg


リリカ №12 1977年10月号(コスモスの号) 第4回

c0084183_11161772.jpg


リリカ №13 1977年11月号(もみじの号) 第5回

c0084183_11164178.jpg



画集とは頁の位置が違うのもあり、絵の流れも考えられているのだなと思うところもあり。
調節しきれなかったのは、もしかすると悔やまれてたかも?なんて想像しつつ、美しい画にうっとり。


掲載号を揃えて気がつきました。

c0084183_11195133.jpg


画集に加筆頁(画像右)があったのでした♡


















*
[PR]
by bonplaisir | 2016-11-29 12:00 | 漫画関連 | Comments(0)

ジョン・オースティンの挿絵が載ってる図版本

沢山の挿絵を残してくれた割に作品を拝める本が少なくて、
所有している本からリストアップしてみました。

『 おとぎ話の幻想挿絵 』 2011年

c0084183_1281539.jpg
 「ハーレクインの冒険」(1923)より 7点
 「こどものための昔話」(1922)より
  「青ひげ」 2点
  「眠れる森の美女」 2点
 「陶器の悪漢」(1924)より 6点
 「ダフニスとクロエ」(1925)より 2点
 「神々は渇く」(1933)より 4点
 「エブリマン、他戯曲集」(1925)より 2点

 この本が一番、画風と年代の幅も広く載せてくれている。



『 おとぎ話の古書案内 』 2012年

c0084183_1284555.jpg
 「エブリマン、他戯曲集」(1925)より 5点



『 世紀末の光と闇の魔術師 オーブリー・ビアズリー 』 2013年

c0084183_129893.jpg
 「陶器と悪漢」(1924)より 1点(「おとぎ話の幻想挿絵」と重複)



『 アイルランドの挿絵とステンドグラスの世界 ハリー・クラーク 』 2014年

c0084183_1292785.jpg
 「陶器と悪漢」(1924)より 1点(「おとぎ話の幻想挿絵」と重複)
 「こどものための昔話」(1922)より
  「青ひげ」 1点(「おとぎ話の幻想挿絵」と重複・図版小)
  「眠れる森の美女」 1点(「おとぎ話の幻想挿絵」と重複)



あと、図録ですが2014年に行われた巡回展
「見つめて、シェイクスピア!美しき装丁本と絵で見る愛の世界」の中にも
「ハムレット」(1922)から1点(図版小)

c0084183_12101658.jpg



ジョン・オーティン、もっと他にも作品を拝めたらよいのになー。
作品集あったらよいのになー。
それから名前スペル、今まで「AUSTEN」と思ってたら「AVSTEN」なんですね。
どうりで検索でなかなか出てこないんだわ。

小説家の「JANE AUSTEN」ばかりでてきて辿りずらかったのでした(笑)

















*
[PR]
by bonplaisir | 2016-11-28 12:00 | 解説・図版本 | Comments(0)

John Avsten:Rogves In Porcelain(陶器と悪漢)

c0084183_1253963.jpg
*Rogues in Porcelain: A Miscellany of 18th Poems Compiled & Decorated by John Austen
  Greenberg, Publisher, Inc.; 1St Edition edition (1924)




ジョン・オースティン(1886-1948)
1920年代から1930年代までロンドンで活躍していた挿絵画家、
ビアズリーの系譜のハリー・クラークやアラン・オドルと親しかったそうです。
詳しい経歴はまだほとんどよくわからない画家なのですが、
数多くの作品を残しています。

画風もビアズリーやバルビエなどのロココ調のファッショナブルなものから
アール・デコのようなスタイルまで幅広く描き分けられる器用さもあったよう。


この本は、1924年にロンドンで出版された18世紀の詩のアンソロジーで、
同年ニューヨークの出版社からも出版されたアメリカ版初版です。
ウィリアム・コングリーヴ、ジョン・ゲイ、アレクサンダー・ホークプ、サミュエル・ジョンソン、
ジョナサン・スウィフト、マシュー・ブライヤーなどの詩をオースティンが選び、
ロココ調の華やかな挿絵やカットイラストを沢山つけました。


c0084183_13185427.jpg

c0084183_13211338.jpg


ビアズリーの「髪の毛盗み」を思わせるロココな世界だけど
装飾のデザインにはアール・デコのようなスタイルも取り入れているような。

c0084183_132449.jpg

c0084183_13241319.jpg
c0084183_13242834.jpg


沢山あるので抜粋してみたけど、それでもこんなにある(笑)
海野弘氏監修のPIEから出ている西洋アンティーク図版本シリーズでも
少しずつ紹介されている挿絵たちなのですが、これで全部観る事ができました。

もう、素敵過ぎてしあわせー。















*
[PR]
by bonplaisir | 2016-11-26 14:00 | antique&Vintage | Comments(0)

雪の日の散歩

c0084183_1183156.jpg




昨日の雪、近所の雪景色を散策。

居住建物の脇にある小さな果樹園。

さの先に、赤く染まった紅葉の低木みっけ。

山査子のたわわに実った赤い実の上に積もった雪。
見ようによっては「うさぎ」に見える♡

小さな林の足元も白くなってた。















*
[PR]
by bonplaisir | 2016-11-25 12:00 | 呟き | Comments(0)

ホントに降った!

c0084183_10382858.jpg



早朝、霙になってたから少し積もってた雪も解けちゃうと思ってたら!

その後に本降り。

羽毛のような大きな雪が舞っているのだわ。









こんな日は、コレかな。

c0084183_10555483.jpg

c0084183_1056376.jpg



魂が 
降ってきたよ


堆積していゆく
時空

呼吸する視覚
呼吸する触覚

呼吸する精神

太古の海の
化学変化さえ超えてしまう
おもいたち




内田善美
「草空間」より





















*
[PR]
by bonplaisir | 2016-11-24 12:00 | 呟き | Comments(0)

ミュシャ:winter

c0084183_1562311.jpg




ミュシャの「四季」シリーズから「冬」を。
左から1986年、1987年、1900年の作品。

どれも素敵。

けど昨日のような凍るような寒々しさは感じないのよね。
なぜか温かみを感じるの。


なんか、急に冷え込んできて
明日、雪が降るらしいって?















*
[PR]
by bonplaisir | 2016-11-23 15:11 | 一枚の絵 | Comments(0)

ミュシャ:A Winter Tale

c0084183_1354386.jpg
*Alphonse Mucha (1860 - 1939),A winter tale, 1917



美しいけどちょっと怖いの。
冬の精みたいな女性が抱え込んでいるのは人で
抱え込まれることによってもっと凍えているように見える。
冬の厳しさが表されているような。

日本的に言うと「雪女」みたいな感じ。
















*
[PR]
by bonplaisir | 2016-11-22 13:56 | 一枚の絵 | Comments(0)

Remake

c0084183_13295318.jpg





20年前に作ったシンプルな一連ネックレス。
大小のパールに深みある赤のビーズをアクセントにしたものでした。

友人が求めてくれたものなのですが
この度、リメイクのご依頼。

クラシカルなブローチに仕立ててみました。
お気に召してくれたらよいな☆















*
[PR]
by bonplaisir | 2016-11-21 14:00 | 呟き | Comments(0)

Lock-Out Time

c0084183_11255369.jpg




昨日の夕方、郵便受けをチェックしに外へ出たら
黄昏時の空が綺麗だった。

黄昏時といえば逢魔が時。
逢魔が時といえば昼から夜へと移り変わる時刻に
魔物に出くわすとか、災いを蒙るとか。

現実と非現実の境目のようで、もろもろ不思議な時刻ですね。

「ケンジントン公園のピーター・パン」にも
「Lock-Out Time」という似たような言葉が出て来て、
公園の閉門時間を表しているのですが、そのほかにも
人間の世界から妖精の世界へと変わる時刻でもあります。

この「Lock-Out Time」は訳し方も様々、

「閉め出しの時間」
「しめだし時間」
「締め出しの時刻」とか

使う漢字で意味合いやニュアンスの表し方が変わる
この物語の中では重要でデリケートな言葉。
言葉の解釈も「ケンジントン公園のピーター・パン」の面白さのひとつ。















*
[PR]
by bonplaisir | 2016-11-19 12:30 | 呟き | Comments(0)


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


by haruchonns

プロフィールを見る

最新の記事

ヨゼフ・ウィルコン画「あたら..
at 2017-02-22 12:00
リスベート・ツヴェルガー画「..
at 2017-02-21 15:00
エドマンド・デュラック画:シ..
at 2017-02-20 15:00
イザベル・アルスノーの絵が素..
at 2017-02-18 12:00
サイレント・ミュージック「L..
at 2017-02-17 13:06
イワン・ガンチェフ:ねずみの..
at 2017-02-16 12:00
Ivan Gantschev..
at 2017-02-15 12:30
BOOKS MAKE A H..
at 2017-02-14 12:28
イワン・ビリービンのロシア民..
at 2017-02-13 12:00
リスベート・ツヴェルガー画「..
at 2017-02-11 12:00
チャールズ・ロビンソンの「イ..
at 2017-02-10 12:00
W.H.ロビンソン挿絵の「ル..
at 2017-02-09 12:00
ウィリアム・ヒース・ロビンソ..
at 2017-02-08 12:00
ウィリアム・ヒース・ロビンソ..
at 2017-02-07 12:00
キップリングの詩集に添えられ..
at 2017-02-06 12:00
スラミス・ヴュルフィングの「..
at 2017-02-04 14:00
Sulamith Wulfi..
at 2017-02-03 12:00
アメリカの絵本 Little..
at 2017-02-02 12:00
ハンス・フィッシャーの「こね..
at 2017-02-01 12:00
マージョリー・フラックの「ウ..
at 2017-01-31 12:00

カテゴリ

アリス関連
人魚姫
和テキスト絵本
欧米テキスト絵本
童話集/寓話集
児童文学
文学/戯曲
洋書
写真集
画集
解説・図版本
展覧会図録
漫画関連
antique&Vintage
豆本&ミニチュア本
ムック本/雑誌
ホビー&料理本
映画(DVD&Blu-ray)
一枚の絵
その他の本関連
展覧会&美術館
呟き

タグ

(42)
(38)
(28)
(26)
(25)
(23)
(23)
(22)
(22)
(19)
(18)
(18)
(17)
(16)
(15)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)

以前の記事

2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月

最新のコメント

desire_sanさま..
by bonplaisir at 14:37
こんにちは。 私もル..
by desire_san at 21:00
desire sanさま..
by bonplaisir at 15:33
こんにちは。 私もル..
by desire_san at 19:28
カモミールさま こんに..
by bonplaisir at 13:54

最新のトラックバック

ノートルダム大聖堂とラテ..
from dezire_photo &..
ノートルダム大聖堂とラテ..
from dezire_photo &..
日本初公開のベッリーニと..
from dezire_photo &..
北方ヨーロッパ絵画の最高..
from dezire_photo &..
北方ヨーロッパ絵画の最高..
from dezire_photo &..