エルショフ&エルショヴァ画の絵本

c0084183_21143398.jpg

*FIRE BIRD Russian Fairy Tales Drawings by IGOR YERSHOV,KSENIA YERSHOVA 1973

ひとつ前の記事の本でイーゴリ・イェルショフの絵に一目惚れ。
その一目惚れした挿絵が載ってる絵本ではありませんが、
ロシア童話の「火の鳥」の挿絵を描いた絵本に出逢えました。

c0084183_21345960.jpg


海野弘さんの解説本ではイーゴリ・イェルショフと表記されていましたが
ロシア絵本専門店ではイーゴリ・エルショフとなっています。
ロシア語の発音は難しいのでカタカナ表記が様々になってしまうのかな?

タイトルでおわかりになるように、この絵本はテキストが英語です。
挿絵は父イーゴリ・エルショフと娘クセーニャ・エルショヴァによる共作です。

「火の鳥」
「かえるの王女」
「魔法の馬シフカ・ブルカ」
「emelya and the pike」←和訳タイトルがわかりません。
「うるわしのワシリーサ」

と五つの物語が綴られています。
各物語に4葉ほどのカラー挿絵が描かれ、
全頁に額装飾が施され、全部デザインが違うという凝ったもので、
挿絵が額縁に入っているように見えます。
色使いといい、構図といい、素敵な挿絵がいっぱい見れます。



やっぱ惚れ惚れするわーエルショフ&エルショヴァ親娘の作品。
他にもいろいろ絵本が出ているのですが
なかなか手に入らないようです。
今回、この絵本が手に入れられたのも稀だったのかも。
ホントに有難い出逢いなのでした☆








*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-30 12:00 | 欧米テキスト絵本 | Comments(0)

ロシアの挿絵とおとぎ話の世界

c0084183_15101374.jpg

*ロシアの挿絵とおとぎ話の世界 海野弘/解説・監修 2012年 パイインターナショナル

プーシキンのおとぎ話はじめロシア民話から世界の名作童話まで、
イワン・ビリービンの豪華な挿絵も堪能できます。
フォーク・アートを満喫できる彩り鮮やかなロシア絵本作家たちの作品が
270点の図録と共に紹介され、ロシア絵本の初心者には有難い紹介本でした。
装丁デザインも工夫されてて楽しい一冊です。

ロシア民話の動物たちの描き方が素晴らしいですよ。
愛嬌あるキャラクターと擬人化した動物たちの表情が大変豊かです。

イワン・ビリービンの人魚姫!
これは1937年にフランスで出されたビリービン晩年の作風スタイルによるもの。
この絵本を手元に置けたらと長年の夢はまだ叶っていません。

ここにもバレエ・リュスに関わるものが。
アレクサンドル・ベヌアによる「ペトルーシュカ」の衣装デザインと
ポスターやプログラムのデザイン。

あとロシアのタイポグラフィや装飾デザインも楽しいものばかり。

今回ひと目惚れしたイーゴリ・イェルショフ。
彼の挿絵本が欲しくてたまらなくなったら出逢えましたよ!
(その件についてはまた後の記事にて)

ワタシも持ってる絵本も紹介されていました。
ウラジーミル・コナシェーヴィチの「シンデレラ」です。

図版も大きく紹介され、色鮮やかで眺めているだけでも楽しい本です。
ロシア絵本の奥深さに惹きこまれます☆












*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-29 12:00 | 解説・図版本 | Comments(0)

ロシア服飾の美しい本

c0084183_1423339.jpg


バレエ・リュス展を観に行った時にミュージアム・ショップで出逢った本です。
Russian Elegance
Country and City Fashion from the 15th to the Early 20th Century 
by Luisa V. Yefimova/Tatyana S. Aleshina 2011,Vivays

ひと目で素敵な写真集だとわかりましたが、
バレエ・リュス展図録を既に購入済み、しかも持ち歩くにも重いので
通販(Amazon)で購入すればいいやと安易に思っていたら
直取扱いはなく、出品物であったのは法外価格のものでした。
暫く様子を見ていると展覧会の効果での問い合わせがあったのか、
チラホラと本来の輸入価格ものが出回り始め、やっと入手できました☆

ロシアの国立歴史博物館のコレクション、
都市のブルジョワジーから田舎の農民までの
伝統あるロシアの衣装の素晴らしさ堪能できる本です。

c0084183_15324323.jpg

c0084183_152826.jpg

c0084183_15281198.jpg
c0084183_1529496.jpg
c0084183_15291343.jpg

c0084183_1533492.jpg
c0084183_15331278.jpg


どの頁も素晴らしすぎてチョイスが困難です(笑)
個人的に気になったものを少し取り上げてみました。

著者はロシア国立歴史博物館スタッフですが英語テキストです。
服飾の資料として、目の保養としても楽しめる素敵な本です。
手元に置けて良かった♡
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-28 12:00 | 写真集 | Comments(0)

魅惑のコスチューム バレエ・リュス展の図録

c0084183_22303411.jpg


フランスの画家、ジャック=エミール・ブランシュが描いたニジンスキー。
この衣装を身に着けた写真もありますが、当時はモノクロ写真ですから
絵画で描かれていると衣装の色合いが分かるのでより美しさに魅了されます。

バレエ・リュスの衣装や舞台美術も手掛けたレオン・バクストによる
Siamese Dance (シャムダンス1910)の衣装を身に着けて
ポーズをとるニジンスキー。

c0084183_22523243.png


このような写真や衣装デザインのスケッチでも楽しむ事はできますが、
やはり実物の衣装を観られる機会があれば見たいものですよね。

去年、その機会が巡ってきたので見逃しませんでしたよ☆
(2014年6/18-9/1 国立新美術館にて開催)
*ちなみに上の2点の画像は図録に収録されていません。

c0084183_9564718.jpg


長年にわたり、バレエ・リュスの衣装を収集、保存、研究してきた
オーストリア国立美術館の充実したコレクションの中から
衣装140点、デザイン画と資料など34演目、約210点の作品が
一堂に介する展覧会となりました。

バレエ・リュス、ロシアのバレエ団の枠組みを超えた文化的事象であり
当時のもっとも熟達した芸術家たちが結びつくことによって
魅力的な創出をしてきました。

存在自体が未だに興奮できる程の魅力を持ちます。
その息吹を感じられる実際に使われていた衣装を間近で観られ、
質感や寸法など実物でしか味わえない事を実感できました。

表紙に載っている「青神」の衣装、バクストのデザイン画も
ニジンスキーが身に着けている写真も一緒に観る事ができたり。

「牧神の午後」も写真などでしか見たことなかったニンフの衣装が
生地の織まで見られるくらい間近で観てきました。

その他にもバクスト以外のデザイナーたちの作品、
ジョルジョ・デ・キリコやアンリ・マティス、ジョルジュ・ブラックなどなど、
シャネルのものまでありました。

これまで以上にその魅力にハマったバレエ・リュス。
貴重な衣装を沢山堪能できた至福の展覧会でした。
で、その余韻を貯めておく事ができる充実した図録なのであります☆










*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-27 12:00 | 展覧会図録 | Comments(0)

初めて手にした洋書の画集:ミュシャ

c0084183_14332122.jpg


Alphonse Mucha: The Complete Graphic Works 1980

この画集に出逢ったのは、専門学校生だった頃、
銀座の伊東屋へ画材を探しに行った時
書籍コーナーで見かけて釘づけになりました。

初めて観たアール・ヌーボーのイラスト、
アルフォンス・ミュシャの絵に衝撃を受けたのでした☆

手に入れたくてたまらなかったけれど、
学生の身のワタシには手の届かない価格でしたので
お店に行く度に、売れていませんようにと願いながら
立ち読みで眺めていました(笑)

そして社会人になってやっと手にすることが出来ました。

タイトルにコンプリート・グラフィック・ワークスとありますが、
今ではもっと沢山の作品を観る機会もありますけど、やっぱ特別な一冊。














*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-26 12:00 | 画集 | Comments(0)

ベッドフォード画の「ピーター・パンとウェンディ」

c0084183_1125067.jpg

*ピーター・パンとウェンディ J.M.バリー/作 F.D.ベッドフォード/挿絵 石井桃子/訳 
 1972年福音館書店 1993年28刷函入



劇「ピータパン」を物語にあらためた
「ピータ・パンとウェンディ」が1911年に出版され
その時にフランシス·ドンキン·ベッドフォードによる挿絵が添えられました。

その挿絵を堪能できる和訳本を読めるなんて
出版してくれた福音館書店さんに感謝です☆

挿絵は全てモノクロ画で、扉絵を含めると13葉の挿絵が楽しめます。
鉛筆画のようなタッチで綿密に描かれ素敵なものばりです。

文庫本版もベッドフォードの挿絵が収められていますが
この精妙さは少しでも大きな画面で楽しみたいです☆












*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-25 12:00 | 児童文学 | Comments(0)

アイスランドの絵本:ディンマリンのおはなし

c0084183_13401094.jpg

*ディンマリンのおはなし グズムンドゥル・トルステインソン文/絵 訳/はじ あきこ 2006年瑞雲社

和訳されてて良かった。
可愛らしい絵で簡潔に綴られてても
ちゃんと内容は知りたいものです♡

あらすじ

昔あるところに、ディンマリンという小さなお姫さまがいました。 やさしくて気立てのいい、素直なお姫さまです。いつも王宮の庭で遊んでいたディンマリンが、お城の外にでるようになり、そして一羽の白鳥と出会って仲良くなるのですが、ある日その白鳥が死んでしまいます。ディンマリンは死んでも白鳥を思い続けていました。するとひとりの王子があらわれます。実は魔法をかけられ白鳥にされたていたのでした。そして二人は結婚します。めでたしめでたし。



作者が姪へのお土産に描いた絵本。
姪、ヘルガの愛称が「ディンマリン」だそうです。
お姫さまに、王子さま、魔女と魔法と、幸せ王道系の単純な物語ですが
そこには作者の姪(ヘルガ)に対する想いが込められていると思いました。
可愛いヘルガが、心優しく素直な少女から女性になり
素敵な伴侶と出会って幸せな結婚が出来ますように。
彼女の成長と幸せを願う思いがあったのではないでしょうか。
残念ながら作者はヘルガの成長を見届けられませんでしたが
とても愛情深く優しい眼差しある絵本なんだと思いました。



この絵本、女の子の出産祝いプレゼントにも良さそうですね。










*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-24 12:00 | 和テキスト絵本 | Comments(0)

Sagan of Dimmalimm

c0084183_12565982.jpg


古本屋で、可愛らしい絵に魅了され購入した洋書絵本です。
絵ばかりに気をとられていたので、よく見ると英語テキストではないみたい。
検索して調べてみたらアイスランド語でした。
翻訳ツール使うこともできますが文字入力がメンドクサイです(汗笑)
でもお話がどんなか気になるのでもっとよく調べてみたら
和訳されている絵本が出ていたので取り寄せることにしました。

アイスランドの画家で俳優でもあった
グズムンドゥル・トルスティンソンの作品です。
この絵本はアイスランドでは代表的なもののようで
アイスランド大使館ホームページでは元大統領のお言葉も添えられていました。

グズムンドゥル・トルスティンソンさんは1921年にイタリアへ渡航中、
可愛い姪のために、作った絵本だそうです。
もちろん主人公のお姫さまのモデルは姪御さんです。
ですが、この絵本を作って3年後の1924年に33歳の若さで他界。
没後の1942年に初出版されアイスランドで長く親しまれる絵本になったようです。

この洋書絵本が日本に紹介されたのは、
丸善が1992年に世界19カ国から55冊を選んだ「FOSSETTE」からで、
2006年に瑞雲舎から和訳絵本が出版されました。

和訳絵本については次の記事にて☆








*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-23 12:00 | 欧米テキスト絵本 | Comments(0)

ジビュレ・フォン・オルファースの森のおひめさま

c0084183_1631170.jpg


*森のおひめさま ジビュレ・フォン・オルファース/文・絵 奏 理絵子/訳 2003年平凡社 2003年4刷

毎日がきらきらになる魔法のような絵本かも。

朝起きて、身支度をして、ご飯を食べて、勉強をして、
お外で遊んで、友達と語らい、遊んだ後はお家に帰り、眠りにつく。
その毎日をお手伝いするのは、風が運ぶ朝露や豊かに茂る苔だったり、
カラスや小鹿、兎にりすなど森の動物達や、キノコの妖精や星のこどもたち。
自然の中で想像力が膨らみ素敵がいっぱい満たされるような。

小さい女の子に読み聞かせてみたくなる絵本でした。
そして自然の豊かさが感じられるお手伝いしてくれそうな物語、
ささやかな幸せの見つけ方を感じとってくれると嬉しいなと思いました。

なによりも、女の子が 「きょうもわらってたくさんあそんだ」 という
このささやかな幸せが一番なのよね。

作者の草木や動物を愛する心も伝わる美しい絵が素晴らしいです。

巻末の作者紹介で本人の写真も載っていました。
その美しいことったら!

1881年プロセイン生まれ。
20代半ばで修道院に入り、1916年に34歳の若さで亡くなっています。
それでも生存中に8冊の絵本を残しています。
ドイツでは古典絵本として長く愛されています。












*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-22 12:00 | 和テキスト絵本 | Comments(0)

バージニア・リー・バートンのはだかの王さま

c0084183_210167.jpg

*はだかの王さま アンデルセン/作 バージニア・リー・バートン/文・絵 乾侑美子/訳 2004年岩波書店

バージニア・リー・バートンの 「はだかの王さま」は慣れ親しんだ物語と、
少し印象が違うものでした。彼女がこの絵本を手掛けたのは、
子供の頃に父親から何度も読み聞かせをしてもらった思い出深い物語だそうです。
そしてお父様のお気に入りの物語でもあるようです。

この物語は、自身や他者に対し正直であることの大切さはもちろんのこと、
虚栄心や権勢に媚びる姿勢などの滑稽さや愚かしいことなど
アンデルセンはコミカルに描いています。

でもバージニア・リー・バートンが描く「はだかの王さま」は
戒めるだけの物語でなく、そこに温かい目線も注がれていて、
優しい嘘で他者を思いやる、優しい心持のお人よしな王さま像も感じ取れます。

彼女が子供の頃に読んでもらった幸せのひと時が、
この絵本の中に込められているようでした。
読んでいると、そんな想いが伝わってきます。

表紙をめくると飛びこんでくる素敵な扉絵。
「この物語を、子どもたちとともに楽しんだ、父への感謝をこめて」
バートンの父親への感謝のメッセージから始まります。

今までのイメージでは、王さまは太っちょの見栄っ張り屋さんだった(笑)
けどバートンの王さま像は、若くてスマートな美青年!って感じです☆

バートンのお父様から受け継いだ気持の籠った素敵な絵本でした☆











*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-21 12:00 | 和テキスト絵本 | Comments(0)

ちいさいおうち

c0084183_2045885.jpg

*ちいさいおうち バージニア・リー・バートン/文・絵 いしいももこ/訳 1965年岩波書店 2005年52刷

こどもの頃、ディズニー映画で観たのをわりと鮮明に覚えていて
でもタイトルとかはすっかり忘れていたのだけど
大人になって、本屋さんで見かけたこの絵本を開いたら、
これは!って。


可愛らしい小さなお家は自然に囲まれた土地で
大好きな家主たちと幸せに暮らしていたのに
時代と共に都市化する街の変化においてけぼりになる。
押し潰されそうなる小さなお家、もう取り壊されるのかと、、、
そんな小さなお家を元の家主の子孫が救い出してくれたのです。
また元のような、自然に囲まれたのどかな新しい土地で
新しい家主と幸せに過ごすことができるのでした。(めでたしめでたし)


お家の運命をドキドキしながら読みました。
こどもの頃に見たアニメもこんな感じで!
可愛らしい絵本ですが、何が大切かを説いてます。

この絵本はバージニア・リー・バートンが1942年に長女のために描いた絵本で、
1952年にディズニーが「小さな家」(The Little House) のタイトルで製作。
1954年に岩波の子どもの本から初出版されました。
ワタシの持っているのは1965年に出版された大判バージョンのものです。













*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-20 12:00 | 和テキスト絵本 | Comments(0)

おばけ桃の冒険も、、、

c0084183_10594877.jpg

*おばけ桃の冒険 ロアルド・ダール/作 田村隆一/訳 N.E.バーカート/絵 1972年 評論社 1995年12刷

ひとつ前の記事でナンシー・エコーム・バーカートの白雪姫を取り上げました。
彼女が他に手掛けた挿絵はどんなものがあるのだろうと調べたところ、
既にウチにあるものが!

ロアルド・ダールの「おばけ桃の冒険」があるじゃないですかw
挿絵の名前の表記がイニシャルも含んだものだったので気がつかなかった(笑)

よく見れば、この繊細な描写はナンシー・エコーム・バーカートです☆

c0084183_1172276.jpg


「おばけ桃の冒険」は「ジャイアント・ピーチ」というタイトルで、
映画監督のティム・バートンが製作に参加し、ヘンリー・セリック監督によって
ストップモーション・アニメになった映画の原作です。

c0084183_11144221.jpg

c0084183_1115558.jpg

c0084183_11151544.jpg


ダールさんの作品とばかり注目していたので
挿絵は灯台下暗しでした(笑)
なんだか嬉しい発見☆

[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-19 12:00 | 児童文学 | Comments(0)

ナンシー・エコーム・バーカート画の白雪姫

c0084183_12473769.jpg

*グリム 白雪姫と七人の小人たち ナンシー・エコーム・バーカート/絵 八木田宜子/訳 
 1975年冨山房 1975年2刷


ずっと気になってた絵本を、先日友人から譲り受けました。
表紙からインパクトのある美しい絵で綴られる白雪姫は
原作のグリムに忠実なバージョンで訳されているので
魔女のラストは残酷な仕打ちでこらしめられています。
その場面と姫らの晴れやかで幸せの場面とを、
明暗を分かれるように1枚の画の中で描いて見せてる。
最初から最後まで鳥肌ものの素晴らしい挿絵に魅了されっぱなしです。


ナンシー・エコーム・バーカートの白雪姫の挿絵をじっくり堪能できて良かった。
この和訳絵本は絶版なので古本でしか流通していません。
私が初めて存在を知った時より、少しずつプレミアが付き始めてる絵本なのです。
実はこの絵本、友人が捨てられそうになっているとこを救い出してくれたのです。
処分された方も希少な絵本とは知らなかったのでしょうか、
でも大事にされていたのか状態良好なのです。

運命の赤い糸なのかしら?(笑)
ワタシのところに来てくれてありがとう!
大事にします☆

そして友人に感謝♡












*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-18 12:00 | 和テキスト絵本 | Comments(0)

ヒグチユウコさんのねこ絵本

c0084183_6593353.jpg

*ふたりのねこ 絵/文 ヒグチユウコ 2014 祥伝社

初出絵本はバッグ付絵本で発売されてたのですが、
完売してしまったので再販願っていましたら9ヶ月後に
新装丁で絵本のみバージョンが販売されました。
嬉しくて、即買い即読みしました。

迷子のぬいぐるみねことのらこねこの出会いと別れ、
ハッピーエンドではあるのですが、
ホロ苦さもあり、ちょっぴり切なくもなり
涙がホロリの繊細で素敵な絵本でした。

なによりもヒグチユウコさんの絵が素晴らしいです。
ぎゅうっと抱きしめたくなるネコさんたちなのです。











*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-17 12:00 | 和テキスト絵本 | Comments(0)

バーバラ・クーニー画のグリム童話「ロバのおうじ」

c0084183_2147893.jpg

*ロバのおうじ M・ジーン・クレイグ/再話 バーバラ・クーニー/絵 もき かずこ/訳 
 1979年ほるぷ出版 1999年27刷


「ロバのおうじ」が超かわいー。

初めて読んだ「ロバのおうじ」、バーバラ・クーニー描くロバにメロメロになった!



M.ジーン・クレイグによる再話:あらすじ。


平和な国を治めている、お金の好きな王様と、着飾ることが好きなお妃様がいました。

なに不自由なく暮らしていましたが、ひとつだけ手に入らないものが子供でした。

二人は森に住む魔法使いに頼んで子どもを授かる呪文をかけてもらうのですが、

お礼の金貨33袋が惜しくなった王様が金貨の中に鉛を混ぜてしまいます。

怒った魔法使いは子どもがロバの姿で生まれてくる呪文をかけてしまいました。

望まれて生まれたはずなのに、王子としての資質と教養を身につけても、

両親に疎まれ育ち、周りの人達にも侮られていました。

そんな日々を耐えて過ごしていた王子でしたが、ある日の事、

旅人のリュート弾きから リュートの弾き方を習います。

みるみる上達した王子は歌も自分で作りました。 が、

どんなに努力しても親に顧みられることはないと気づいた時、城を後にし旅に出ます。

そして、ある国に立ち寄った時、王様とお姫様にリュートと歌が大変気に入られ

幸せな日々を過ごしますが、やがてお姫様に求婚者が現れ、

ロバのおうじは身を引こうと城を出る決心をします。

するとお姫様が自分が本当に愛しているのはロバのおうじと告白すると

魔法使いの呪が解け、美しい青年の姿になりました。

王子はお姫様と結婚し、沢山の子供たちに恵まれて幸せになるのでした。



めでたしめでたしなお話ですが、冒頭の理不尽さはかなり切ないです。

疎まれ、侮られても、健気で謙虚で勤勉なおうじが素敵でした。

外見よりも中身の素晴らしさを重視するお姫さまも素敵です。

こんな二人が幸せになれない筈はありませんね。

物語は朗らかな気持ちにさせられ

バーバラ・クーニーの挿絵には癒される素敵絵本でした。



同じグリムの「蛙の王さま」に似たお話だけど、こっちの方が断然好きだ。











*
[PR]
# by bonplaisir | 2015-04-16 12:00 | 和テキスト絵本 | Comments(0)


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


by haruchonns

プロフィールを見る

最新の記事

ミュシャ:眠れる大地の春の目覚め
at 2017-03-24 12:00
アルフォンス・ミュシャ/Th..
at 2017-03-23 12:00
ミュシャ:PANTHEON ..
at 2017-03-22 12:09
silent music:わ..
at 2017-03-21 12:00
ローランサンのポストカード
at 2017-03-20 12:05
ミュシャ展:国立新美術館
at 2017-03-18 12:00
アメデ・ヴァラン:パピヨンから
at 2017-03-17 12:00
Amédée Varin:P..
at 2017-03-16 12:00
Queenのアルバムジャケットも
at 2017-03-15 12:00
グランヴィル:カードの戦争
at 2017-03-14 12:00
鹿島茂コレクション1:グラン..
at 2017-03-13 12:00
オディロン・ルドン:神秘的な対話
at 2017-03-11 14:46
オディロン・ルドン:アンドロメダ
at 2017-03-10 12:00
エドガー・ドカ:帽子店
at 2017-03-09 12:00
イザベル・アルスノー画:My..
at 2017-03-08 13:30
アルフォンス・ミュシャの世界..
at 2017-03-07 13:30
芸術新潮3月号:特集 秘めら..
at 2017-03-06 16:00
チェコの画家:ヨゼフ・パレチェク
at 2017-03-04 12:00
チェコの画家:イジー・トゥル..
at 2017-03-03 12:00
チェコの画家:ミルコ・ハナー..
at 2017-03-02 12:00

カテゴリ

アリス関連
人魚姫
和テキスト絵本
欧米テキスト絵本
童話集/寓話集
児童文学
文学/戯曲
洋書
写真集
画集
解説・図版本
展覧会図録
漫画関連
antique&Vintage
豆本&ミニチュア本
ムック本/雑誌
ホビー&料理本
映画(DVD&Blu-ray)
一枚の絵
その他の本関連
展覧会&美術館
呟き

タグ

(43)
(42)
(39)
(26)
(25)
(23)
(23)
(22)
(21)
(19)
(18)
(18)
(17)
(16)
(15)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)

以前の記事

2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月

最新のコメント

はるさま オースティン..
by bonplaisir at 13:42
はじめまして。最近オース..
by はる at 17:19
desire_sanさま..
by bonplaisir at 14:37
こんにちは。 私もル..
by desire_san at 21:00
desire sanさま..
by bonplaisir at 15:33

最新のトラックバック

ノートルダム大聖堂とラテ..
from dezire_photo &..
ノートルダム大聖堂とラテ..
from dezire_photo &..
日本初公開のベッリーニと..
from dezire_photo &..
北方ヨーロッパ絵画の最高..
from dezire_photo &..
北方ヨーロッパ絵画の最高..
from dezire_photo &..