Amédée Varin:Papillons

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グランヴィルのシュールな画風を受け継ぐ
アメデ・ヴァラン(1818-1883)もスッゴク素敵♡

グランヴィル等の挿絵の彫版師として活躍後、
自らも挿絵画を彫版した本を刊行。
1851年「野菜の王国」、1852年「パピヨン」の2作品のみ。
特に「パピヨン」はロマンティックの最高傑作と呼ばれている全2巻の希少本。

上の絵は「パピヨン」の口絵。
美しい羽を持つ擬人化した蝶たちが素敵♡

ヴァランの挿絵を見る機会があまりないのですが、
荒俣宏氏の著書や鹿島茂氏の著書で紹介されている。

けども図版が小さいのもあったりするので
画集もしくは図版集とか出てくれたらよいのになぁ。

















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# by bonplaisir | 2017-03-16 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

Queenのアルバムジャケットも

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Queenのアルバム「イニュエンドウ」で使われた
グランヴィル画の「Jaggler of Universes」(1844)

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この絵に着色して使用しています。
そしてこのアルバムからのシングルのアートワークにも同様に
グランヴィルの絵が使われてたり、フレディ・マーキュリー生前参加の
実質ラストアルバムのアートワークにも、グランヴィルの絵を。
両方好きな者としてはタマランものがありますよね♡















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# by bonplaisir | 2017-03-15 12:00 | 呟き | Comments(0)

グランヴィル:カードの戦争

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1844年刊「もうひとつの世界」より<カードの戦争>の絵。
あの作品を思い浮かべてしまってニマニマしちゃう。

そう、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」。

この作品の世界に与えたグランヴィルからの影響の大きさが伺われます。
実際にキャロルはアリスの挿絵にこのような画を求めていて、
テニエルに口煩いほど注文したそうで、テニエルはもう二度と
ルイス・キャロルと一緒に仕事をしたくないと憤慨したとか。
といいつつも「鏡の国のアリス」の挿絵も引き受けたのだけど。
こんな裏話もあるようです(笑)

この絵、大好き♡














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# by bonplaisir | 2017-03-14 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

鹿島茂コレクション1:グランヴィル

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*鹿島茂コレクション1 グランヴィル-19世紀フランス幻想版画 鹿島 茂/著 求龍堂 2011年


2011年の2/23-4/3(震災で10日まで延長)練馬区立美術館で行われた
フランス文学者の鹿島茂氏の膨大な古書コレクションの中から、
シュールレアリズムの先駆と評価されたフランスの風刺画家
J・J・グランヴィル(1803-1847)の作品を集めた展覧会の図録です。

自らグランヴィル狂というだけあり、素晴らしいコレクション。
版画の数もさることながら、豪華な稀少本も数多く飾られていて、
技巧を凝らした装丁の美しくて素敵。

グランヴィル狂、ワタシも感染した記念の日でした☆



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訪れた日は天気も良くて、気温も温かく、午前中にグランヴィルを堪能し、
心地よい気分でいました。まさかその日の午後に大地震が起こるなんて
夢にも思わなかった。当時の記憶から、午前と午後の出来事が
同じ日だったなんて思えないくらい分断しています。













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# by bonplaisir | 2017-03-13 12:00 | 解説・図版本 | Comments(0)

オディロン・ルドン:神秘的な対話

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*Odilon Redon(1840-1916),Mystical Conversation,1896.


A moment of silence...















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# by bonplaisir | 2017-03-11 14:46 | 一枚の絵 | Comments(0)

オディロン・ルドン:アンドロメダ

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*Odilon Redon(1840-1916):Andromeda,1912.Arkansas Arts Center, Little Rock, AR, US



オディロン・ルドンってジワジワと惹きつけられる。

母の亡き親友で「私のルドンちゃん」というくらいルドン好きな方がいて、
大分前、国立新美術館で行われた展覧会(なんのだったか忘れちゃった・笑)に、
母とご親友とご一緒させてもらったことがある。
その時にルドンも展示していて、その時の燥ぎようが可愛らしかった。
だからルドンの絵を見る度に思い出してしまう。

あれから、いろんなルドンの絵を見てきて、
なんとなくだけど「ルドンちゃん」と言いたくなるのが
近頃わかるような気がしてきたような?(笑)
もっと早く「ルドンちゃん」という感覚に気がついていれば
もっと沢山ルドンについてお話ができたのかもしれない。
と、思うと少し残念。

ルドンちゃん好いです♡















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# by bonplaisir | 2017-03-10 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

エドガー・ドカ:帽子店

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*Edgar Degas(1834-1917):Das Modewarengeschäft,1885.Art Institute,Chicago



ドガの「帽子店」が素敵。
ってTumblrに上がってきた画像見て思った次第。

帽子を選んでいる女性かしら?
傾けた頭に丁度良く飾ってある帽子が重なっている。
まるで、こちらの方がお召し物にもあってお似合いですよ、的な。


去年はファッション関連展覧会が多く、
それらのどこかで展示されてても良さげな絵だなと思いました。

あと帽子屋といえば「ハウルの動く城」のソフィのお店。
彼女のアトリエ風景も素敵だった。
あら、ジブリ作品も思い浮かべてしまうなんて(笑)


帽子の装飾も素敵ですよね。
英国ドラマ「ダウントン・アビー」シリーズでも
服装と一緒に気になっているアイテム。
その絡みで、去年の春に帽子デザイナーの林 泉さんの個展も
新宿の京王ブラザホテルでやっていました。
別件ついでに覗いた個展でしたが、運よくご本人様の説明つきで
各作品を観て回れる機会に恵まれて嬉しかったです。

装飾帽子を被る機会がないですけど、素敵なデザインが沢山あって、
手間暇かけられた手作業による装飾は素晴らしかったです。

今年の10月頃にも個展を行われる予定だそうで、
アンテナを張っておこうと思います。
















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# by bonplaisir | 2017-03-09 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

イザベル・アルスノー画:My Letter to the World and Other Poems

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*My Letter to the World and Other Poems,Emily Dickinson. illustration by Isabelle Arsenault.2008 Kids Can Press



イザベル・アルスノーさんのおすすめ本をご紹介頂き、
お取り寄せしてたのが届きました。

ただし、テキストが英語なので、語学力のないワタシは
岩波文庫のディキンソン詩集に頼ることにしました(笑)

同じ詩が載ってたら好いなとドキドキしながら注文。
届いてから照らし合わせ作業をし、本書の6篇のうち5篇収録されていて、
それらの訳詩をカードに書き写して、当て嵌まる頁に挟み、
文庫になかった1篇はネットで探して見つけました。

こうやって翻訳作業を終えてから読みましたら、
もう、なんというか、ディキンソンを読み込んでいないと、
このような組み合わせで、一つの物語のようにしてしまう、
まるで錬金術師のようなイザベラ・アルスノーさんに感動です。

一連の物語のように並べられた詩に合わせて
素晴らしい挿絵が描かれて、ディキンソンの素敵な絵本になっています♡
もっと読み込んで、この世界感に浸りたいと思いました。

こんなに素敵な出逢いに導いてくれました
Silent Musicさんの久保田さんには感謝多々です☆


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*対訳 ディキンソン詩集 アメリカ詩人選(3) 亀井俊介編 1998年 岩波文庫 2016年18刷

トマス・H・ジョンソン編集の詩集(1955)には1775篇収められ、
その中から50篇を選んで翻訳されているのが岩波文庫でした。
更にその中から5篇の訳が見つかって嬉しかったです。

258(19)
712(39)
288(21)
280(20)
640
254(18)
*トマス・H・ジョンソン版詩集の番号(岩波文庫の番号)















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# by bonplaisir | 2017-03-08 13:30 | 欧米テキスト絵本 | Comments(0)

アルフォンス・ミュシャの世界/2つのおとぎの国への旅

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*アルフォンス・ミュシャの世界/2つのおとぎの国への旅 海野弘/解説・監修 2016年 Pie 2017年2刷



いよいよ明日から始まる「ミュシャ展
チェコ国外世界初公開の「スラブ叙事詩」全20点が展示されますね。

その予習にと、やはりPieから去年出版された本も入手。
売れ行きがよいようで第2刷になってました☆

ミュシャ関連の本は展覧会図録を主に数冊持っていますが
この本はグラフィック作品の中でも雑誌関連の作品も充実していて
ときめきがとまりません。

一昨年の箱根のラリック美術館で行われていた
ミュシャとのコラボ展覧会で、主にOGATAコレクションの作品が
こちらの本でも見られ、あの時は図録集がなかったので嬉しい限り。

もちろん「スラブ叙事詩」の解説も読み応えありますので
こちらも予習として読み込んでから展覧会に挑みたいですね。

ああ、もうすっごく楽しみ☆


















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# by bonplaisir | 2017-03-07 13:30 | 解説・図版本 | Comments(0)

芸術新潮3月号:特集 秘められたミュシャ

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芸術新潮3月号の特集は、いよいよ明後日8日から始まる
「ミュシャ展」によせて、スラブ叙事詩を重点においたもの。

プラハ国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿に展示されているのを
全点撮り下ろし、各作品を解説しています。

コレはよい予習になります。

表紙の部分拡大図から、
こんなに繊細で気が遠くなる点描のような星空が描かれていたなんて、
実物を見ないとわからない部分が観られることが楽しみ。


あと、この展覧会を機に、OGATAコレクションの展覧会も開催されるよう。
山口県、山形県、東京でも開催うれしい☆
箱根のラリック美術館でのミュシャとのコラボ展を思い出す。
今回も400点に及ぶコレクションが展示されるようで、こちらも楽しみ。















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# by bonplaisir | 2017-03-06 16:00 | ムック本/雑誌 | Comments(0)

チェコの画家:ヨゼフ・パレチェク

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ヨゼフ・パレチェクさんの「人魚姫」の絵本との出逢いが、
人魚姫絵本とチェコ絵本を集めるきっかけになりました。

パレチェクさんの色彩豊かで、自由な発想で描かれる
幻想的な海の底の情景に魅了されました。
水の中とは思えない花が咲き乱れている城の庭。
この感覚がたまりません♡















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# by bonplaisir | 2017-03-04 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

チェコの画家:イジー・トゥルンカの人魚姫

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イジー・トゥルンカに魅了されたのは「人魚姫」の挿絵。
アンデルセン童話集に収められているイラストです。

この絵を求めて本を探したのでした。
実際に収録されている絵は、この1頁文使った絵と口絵のみ。
それでも「人魚姫」の世界へ十分誘ってくれるのでした。















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# by bonplaisir | 2017-03-03 12:00 | 人魚姫 | Comments(0)

チェコの画家:ミルコ・ハナークの美しい挿絵

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チェコの絵本に触れているなかで、ミルコ・ハナークの「青い小鳥」の本を開く。
ミルコ・ハナークの挿絵作品の中で、やはり一番好きな作品。

美しすぎて、時間を忘れて見惚れてしまいます。
そして、この本を手元に置けることにも感謝。

ハナークはこの作品が出版された年に亡くなっている。
白血病を患い50年と短い生涯でした。
第二次大戦後に美術で学び、その後の画業で
150点あまりの絵本を残してくれました。


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ミルコ・ハナーク(1921-1971)
スロヴァキア生まれ、チェコスロヴァキア時代の代表的な画家。
プラハの美術学校で水彩画を学び、水墨画など東洋の美術の影響も受けたとか。















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# by bonplaisir | 2017-03-02 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

スロヴァキアの画家:アルビン・ブルノフスキー

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*Mala morska panna H.Ch.Andersen, Albin Brunovsky, 1984



チェコスロヴァキア時代の絵本です。
スロヴァキアを代表する版画・画家のアルビン・ブルノフスキーが
挿絵を描いたアンデルセンの童話集。

「人魚姫」のイラストに一目惚れ。
なかなか出逢いのない絵本です。
モノクロのエッチングのような細密画と色彩豊かな水彩画を
コラージュのように画面のなかで組み合わせているのが
面白い手法ですよね。


アルビン・ブルノフスキー(1935-1997)
蔵書票の世界ではコレクターがいるくらいの人気の画家さん。
100種以上あるようで、その中に日本の作家のものあるようです。

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*Albin Brunovsky(1935-1997):Fairy tale II , 1979 etching

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*Albin Brunovsky(1935-1997):In the summer time , 1982 etching

絵本の挿絵とは雰囲気かわって、とってもシュール。
脳内に浮かんだものや夢の世界を描いているような、
精神世界ともいえそうな不思議な絵が多いです。
怖そうに見えてもお茶目なとこもあって、ふしぎおもしろ世界かな。



ブルノフスキーさんの人魚姫に出逢える日が来ますように☆















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# by bonplaisir | 2017-03-01 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)

チェコの画家:オタカル・シュターフル

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*Otakar Stafl:「美しいお姫さまのお話」より, 1933



オタカル・シュターフル(1884-1945)
代表作の「おやゆび小僧」ぐらいしか知らなくて。
他にも素晴らしい絵本があったのですよ☆
「美しいお姫さまのお話」は小世界が素敵すぎ。
タンポポのお姫さまは金色に輝いて美しい。
大きなキノコの下で宴している小人のような妖精や
虫たちを見ていたら、ロシアの画家ゲオルギー・ナールブトの
「きのこ戦争」を思い浮かべてしまった。

ミニチュア好きにはたまらない世界感を描いています。















*
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# by bonplaisir | 2017-02-28 12:00 | 一枚の絵 | Comments(0)


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


by haruchonns

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