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Honor C. Appleton画の人魚姫②

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オナー・C・アップルトンのペン画の挿絵。
小さな人魚姫が初めて海の上にいったときの様子かな。

この日は、人の王子も誕生日でお祝いを船の上でおこなわれていました。
陽が落ちると花火が打ち上げられ、びっくりした人魚姫は海の中へもぐりましたが、
すぐさま頭を出し、まるで夜空の星が降りそそぐような美しい光景に見惚れました。

















*
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by bonplaisir | 2017-05-15 12:00 | 人魚姫

エドマンド・デュラック画:人魚姫⑤

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小さな人魚姫の叶わぬ想い、
姉さま方の美しい髪と引き換えに
魔女からもらったナイフを
日が昇らないうちに、王子の心臓に突き刺し
その流れた血が、小さな人魚姫の足にしたたったとき
その足はもとの魚の尾に戻ります。

でも小さな人魚姫は王子にナイフを突き立てることはしませんでした。
そして海へ飛び込み、体がとけて、海の泡になっていくのでした。




空気の精になった人魚姫は三百年善い行いをすると魂が授かる、
それには子供たちの行いも関係してくるのだと
アンデルセンは締めくくっています。

良い子であれば、嬉しさあまりの微笑みで一年分減り、
悪い子であれば、嘆きの涙を流す度に一日分のびるのでした。

この事で子供たちが人魚姫のことを想うのであれば
善き行いをしなければと努めるようになってくれたらと
アンデルセンの願いが窺えますね。

優しい心と思いやりということもかな。















*
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by bonplaisir | 2017-05-12 12:00 | 人魚姫

エドマンド・デュラック画:人魚姫④

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秘薬で人の足を手に入れた小さな人魚姫。
そのかわりに彼女は美しい声を失いました。

王子に名前やどこから来たのか尋ねられても
答えることができません。

小さな姫の青い瞳は、愛おしそうにそして悲し気に
王子を見つめるだけでした。




デュラックの人魚姫の世界感、この王子の衣装で
東洋趣味のものだったと初めてわかったのでした。
















*
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by bonplaisir | 2017-05-11 12:00 | 人魚姫

エドマンド・デュラック画:人魚姫③

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嵐の夜、難破した船から放り出された王子、
彼の手足はしびれきっていて、美しい瞳もふさがりかけていました。

小さな人魚姫が王子を助ける様子を描いたイラスト。
荒れた波間の絵が描き方がドラマチックですよね。

人魚姫の髪飾りも素敵です。















*
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by bonplaisir | 2017-05-10 12:00 | 人魚姫

エドマンド・デュラック画:人魚姫②

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デュラック画の人魚姫の一枚目の挿絵は
年老いたマーメイド王(Mermam King)。

第一印象では老女のようで、小さな人魚姫のおばあさんかと思ってた。
でも絵をよーーーく見てみると、立派なお髭が、
それとMermam(マーマン)は魚の尾のようなものが二本。


この絵も海底の描写がほんと幻想的で素敵。
海藻や珊瑚、岩肌に貼りつく貝類などの生物、
王の住む城の様子が素晴らしい、それと
赤色の使い方が絶妙☆

とこの絵を合わせたイメージで描かれたのが
アンドレア・ダンカン・カースの人魚姫。

デュラックの人魚姫の挿絵にかなり影響されていると思う。
けどカースの人魚姫も素敵なんですよね☆















*
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by bonplaisir | 2017-05-09 12:00 | 人魚姫

エドマンド・デュラック画:人魚姫①

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1911年、アンデルセン童話集に収められている
エドマンド・デュラックが描いた人魚姫の挿絵。
新書館から出ている本の表紙にもなっているこの絵が大好き。

地上に憧れ、人間の王子に想いを寄せる小さな人魚姫が
意を決して、魔女のもとへ行き、人の足を手に入れる秘薬を手にした。
その場面を、怪しさと危険な香り伴いながら美しく描いています。


大事そうに秘薬を手にしている人魚姫は地上に向かう絵だと思ったけど、
海底に向かうその先の怪しい場所は人魚姫のお気に入りの庭のようです。
魔物の住処のようにちょっと怖そうな雰囲気で描かれています。


でも、この海底の描写がとくにたまらなくて♡
海藻にからまる宝箱や動物や人の骨なども、、、。

青白い色彩は妖艶さも引き立てている感じ。



*補足

やっぱりこのおどろおどろしい場所は魔女が住むところだったみたい。
でも薬をもらって、その場所を抜け出すより、
これから向かう場面のようにも見えちゃいますね。

なーんて、野暮なツッコミはなしか(笑)




















*
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by bonplaisir | 2017-05-08 12:00 | 人魚姫

<タコブネ>と銀筆画

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先日、銀筆画のワークショップに参加した時に

話題にあがった<タコブネ>。

その形の美しさなどのお話を聞いて、もしかするとウチにあるあれは、、、と。


20年も前のバリ島旅行、
ホテルのプライベートビーチの砂浜で見つけました。

形状の美しさと、バリンとすぐ壊れそうな繊細さに惹かれ、
この何かの抜け殻のようなものを壊さないようにと
籠の入れ物まで購入して持ち帰り、大事に今まで取って置いたのでした。

だけど、コレがなんなのかまで調べてなかった(笑)

この度の話で帰宅してから調べて見比べてみましたら、
どうやら幼体期の大きさみたいです。

成長すると12cmぐらいまで大きくなるそうです。


完全状態で持ち帰ったのだけど、
以前何かの拍子で少し欠けてしまった部分もありますが、
この儚さ、やっぱり可愛いですね♡



それと、ワークショップで頂いた銀筆で
その後も少し描き描き。

描いたばかりの時は写真撮るのにも薄くてぼやーんとしてたのですが
少しずつ描きこんで、今はこのような状態に(笑)

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この辺にしておこうか、まだまだ描きこもうか、、、
描く作業って、終りが見えないですね。

でも潮時も大事☆たのしー(笑)



日香里さんの小作品展「 い の り て
東中野silent musicさんにて明日まで☆

















*
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by bonplaisir | 2017-05-06 11:00 | 呟き

アーサー・ラッカム画の人魚絵⑤

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サニエル・ホーソーンが少年少女のために分かり易くまとめた
「ワンダー・ブック」(Hawthorne's Wonder Book:1852)に
アーサー・ラッカムが挿絵を16点描いた本が1922年に出版されました。

「ゴーゴンの首」(The Gorgon's Head)
「何でも金になる話」(The Golden Touch)
「子供の楽園」(The Paradise of Children)
「三つの金のりんご」(The Three Golden Apples)
「不思議の壺」(The Miraculous Pitcher)
「キマイラ」(The Chimaera)


その中から「三つの金のりんご」に描かれている人魚絵です。

この話はヘラクレスの12の功業の11番目で、
ヘスペリデスの園へ行き黄金のリンゴを持ち帰る話ですね。


「海の老人」の50人の青い髪の美しい娘たちの絵(↑)と
「海の老人」が岩場で寝ている場面の絵(↓)です。

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ワンダーブックを読みたくなり本を取り寄せようと思ったら
青空文庫にありました。

こちらのサイトで小さい画像ですがイラストと一緒に楽しめそう☆



ナサニエル・ホーソーンといえば
エドマンド・デュラックの「タングルウッド物語」。

新書館の「ギリシャ神話物語」(上下巻)も久しぶりに開いて見たくなりました。
















*
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by bonplaisir | 2017-05-03 12:00 | 人魚画

アーサー・ラッカム画の人魚絵④

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1909年に描かれた"Jewels from the Deep"というイラスト。
初出がわからないのですが、ラッカムの画集には
ウンディーネ」に関連している可能性があると
記されていました。

実際のところわからなくても素敵なイラスト♡















*
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by bonplaisir | 2017-04-29 12:00 | 人魚画

アーサー・ラッカム画の人魚絵③

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*Arthur Rackham:"The Tempest" (1926) 
 ACT I: Scene II,Sea-nymphs hourly ring his knell:Ding-dong.Hark! now I hear them - Ding-dong, bell




1926年にWilliam Heinemann Ltdから出版された、
シェイクスピアの「テンペスト」から。

それまでのラッカムのタッチと違うような、
この本に描かれた挿絵を見ると統一感に少し欠けるような、、、
ヨーロッパではアール・ヌーボーからアール・デコへの転換期だったので
時代に沿う描き方を模索していたのかしら?















*
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by bonplaisir | 2017-04-28 12:00 | 人魚画


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


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