タグ:人魚 ( 104 ) タグの人気記事

ハリー・クラークの人魚

c0084183_10313578.jpg

*Harry Clarke(1889-1931):The History of a Great House 1924 より


ダブリンのウィスキー製造会社の宣伝パンフレットで、
「ウィスキーの起源」という文章に二色刷りの21枚の挿絵を描きました。

その中で、第一次世界大戦で物資が不足し、ウィスキーも不足になったが、
やっと生産が戻っとのPRで、人魚もウィスキーを運ぶ船の手助けをしていると、
ロマンティックに描きました。

ハリー・クラークは、ウィスキーのづくりの文章に、
あまり関係ない、お伽話のようなロマンティックな絵を添えています。
酔った時の心地よさを連想して置き換えたのでしょうか、、、

でも、このパンフは好評だったそうですよ。
洒落てて素敵です☆☆☆










*
[PR]
by bonplaisir | 2016-06-29 12:00 | 人魚画

ジェシー・M・キングの人魚姫

c0084183_21164679.jpg

*Jessie M King: The Dance of the Little Mermaid (1900)


「踊る人魚姫」

人魚姫の連作があるのか、物語の一場面のシリーズなのか
何の為に描かれたのか初出がわかりません。
(流線の挿絵画家ジェシー・キングの画集には載っていない絵です)

でも、ジェシー・M・キングが人魚姫のイラストを
描いてくれてるのが嬉しい♡

刺繍のような繊細な線画にうっとりです。










*
[PR]
by bonplaisir | 2016-06-15 12:00 | 人魚姫

Maxmilián Pirner:Fairies at the Spring

c0084183_1552211.jpg

*Maxmilián Pirner(1854-1924) Fairies at the Spring(1895)


チェコの画家、イラストレーターでプラハの美術アカデミーの教授でもありました。

春のうららかさ漂うなか、気怠さも感じる様にも、心地よさそう。
水辺でまどろむ妖精たちが美しいなぁと眺めていて気がついた、
左下の裸婦たちのひとりの下半身が魚の尾だと、しかも赤毛。
ワタシの理想の人魚像が描かれていて嬉しくなってしまった♡

あと構図も好きです。
対角線上に置かれた人物の配置を
分断するように伸びている枝が絶妙な気がします。
何気ないところがツボだったりします(笑)










*
[PR]
by bonplaisir | 2016-04-30 12:00 | 人魚画

Fred Appleyard:Pearls for kisses

c0084183_1020933.jpg

*Fred Appleyard(1874-1963) Pearls for kisses


英国の画家ので、主に風景画を得意としていたようですが
ラファエル前派や象徴主義の流れを汲むような傾向の作品も描かれていたようです。

その中でこの人魚の絵がとっても素敵♡
真珠のネックレスで駆け引きをしているような恋人たち。
人間の青年かと思いきや、人魚と同じく魚人の青年だったと気付いたのは
青年の肘には鰭が付いていたのでした。

水底から立ち上る小さな泡も真珠のよう。










*
[PR]
by bonplaisir | 2016-04-29 12:00 | 人魚画

アルベール・メニャン:セイレーン

c0084183_1045317.jpg

*Albert Pierre René Maignan(1845-1908):la Sirène


アルベール・メニャンはフランスの画家、イラストレータで、
歴史画や風景画も多く残しています。

初めてこの絵を見た時、植物か何かを描いた絵なのかしらと思ったのですが、
よく見ると海底の海藻のようで、しかもその向こうには人の様な姿が、、、
更によく見たら、それは人魚で、ドキっとしました。

その様子は、水の底で気持ち良く歌っているような、
美しい歌声が聞えてきそうですが、どこか恐ろし気な誘惑も感じます。
なんてニクイ演出の絵なのかしらと思いました♪










*
[PR]
by bonplaisir | 2016-04-28 12:00 | 人魚画

ジョン・ラインハルト・ウェグリン:ゼノアの人魚

c0084183_10505534.jpg

*John Reinhard Weguelin (1849 -1927) The Mermaid of Zennor (1900)



ジョン・ラインハルト・ウェグリンは英国の画家でイラストレーターでした。

「ゼノアの人魚」のモチーフはイギリスのゼノア村にある
聖セナラ教会の礼拝堂にある <人魚の椅子>にまつわる伝説だそうです。

この教会には時折礼拝に訪れる美しい乙女がいました。
そして美しい歌声の讃美歌に村人たちも魅了されていたのですが、
乙女が何処から来て、何処へ帰るのか、誰も知りませんでした。
しかも乙女は何年経っても風貌変わらず年をとってないように見えました。
ある頃、村一番の歌の名手の青年も教会に通い始めました。
乙女は青年に心惹かれたようでした。
すると、いつの間にか二人の姿は村から消え、教会に現れなくなりました。

何年か経ち、村の漁師がある場所で錨を降ろしていると人魚が現れ、
その場所は自分たちの家の入口を塞いでしまっているので
外して欲しいと頼んできました。
漁師にとって人魚は不吉の兆しなので、すぐに外し立ち去りました。

そういえば、教会に訪れていた美しい乙女が居た場所はいつも水で濡れていた。
あの乙女は実は人魚で、青年と結婚し海の底で暮らしているのだと
村人たちは噂するようになりました。


青年が人魚の姿を見てうっとりしているかのような場面。
その人魚の尾ひれがピンクのひだが揺れるドレスのようで素敵なのです☆











*
[PR]
by bonplaisir | 2016-04-27 12:00 | 人魚画

ギュスターヴ・モローの「セイレーンたち」

c0084183_10171497.jpg

*Gustave Moreau(1826-1898):The Sirens(1872)


初めてこの絵を見た時、海辺の崖に佇む裸婦たちかと、
でもよーく見てみると、足元が魚の尾?
でタイトルを確認したらセイレーンとなっていたので、
そうか!人魚たちってわかって嬉しくなってしまったのでした(笑)

美しい女性たちだけど魚の尾のような足元はウミヘビのようで
怖さも醸し出ています。背景の様子から黄昏時なのかしら?
逢魔時ともいう夕方の薄暗くなる刻、昼と夜の境目は魔物に出くわすという
そんな黄昏時、夢幻な世界を描いたモローの絵はやっぱ大好きです。










*
[PR]
by bonplaisir | 2016-04-26 12:00 | 人魚画

ヒエロニムス・ボス「快楽の園」のなかの人魚

c0084183_9571098.jpg



初期フランドルの画家、ヒエロニムス・ボスの代表作「快楽の園」
三連祭壇画は三面鏡のような構造になっており、
その中央パネルには複雑で寓意に満ちた
様々な生き物が描かれ、そのなかには人魚も♡


c0084183_104483.jpg

*Hieronymus Bosch(1450-1516) The Garden of Earthly Delights

今も様々な解釈が議論され続けている作品。
でも眺めているだけで楽しいのだわ♡










*
[PR]
by bonplaisir | 2016-04-25 12:00 | 人魚画

アーサー・ラッカムの人魚のイラスト

c0084183_11171298.jpg



1914年、ニューヨークのDuffield and Companyから出版された
「Imagina」(by Julia Ellsworth Ford)に掲載された
2点のイラストの内のひとつが人魚のイラスト。

"Please, Mermaid, come out where it is sunny."というタイトルのもの。

ウンディーネの時のイラストと比べると
より幻想的な人魚が描かれているような。

ラッカムの人魚絵の中で一番好きかも。
しかも赤毛の人魚には惹かれやすい質です(笑)


この本に載せられたもうひとつのイラストは
口絵のFaerie Folkというタイトルのもの。
真夏の夜の夢を思い浮かべるイラストです。

c0084183_11293819.jpg

[PR]
by bonplaisir | 2016-02-15 12:00 | 人魚画

人魚姫:ラズロ・ガル画

c0084183_16504343.jpg

*人魚姫 アンデルセン/原作 ラズロ・ガル/絵 マーガレット・マローニー/再話 桂 宥子/訳 
 1985年 ほるぷ出版 1999年17刷


ラズロ・ガルさんはハンガリー出身でカナダのグラフィックデザイナー。
人魚姫とおばあさんのモデルは娘さんと母親だそうです。
ラズロさんの挿絵の原画はとても大きくて、
1枚が約幅1メートルぐらいの大作なんだそうです。
細かい部分まで念入りに描かくために大きく描いたそうです。

再話を担当したのはオズボーン・コレクションの所長でもある
マーガレット・マローニーさん。

オズボーン・コレクションと言えば
ほるぷ出版が復刻した年代もの絵本のコレクションです。
本家のコレクションはカナダのトロント公共図書館にあります。

トロントいえば数十年前に何故か行ったことがあって、
でもその頃は今ほどの絵本や挿絵に熱を上げていなかったので
残念ながらノーマークでした。

今思うと知っていたらな良かったな、、、
だって泊まってたホテルから徒歩圏内にあったんです。
残念過ぎる自分、あの時の自分にささやいてあげたい(笑)

こんなボンクラなワタシですが、この旅行のおかげで
エロール・ル・ルカインの素適な絵本に出逢えました(笑)











*
[PR]
by bonplaisir | 2016-02-12 12:00 | 人魚姫


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


by haruchonns

プロフィールを見る

最新の記事

アメリア・ジェーン・マレーの..
at 2017-08-19 12:00
翅の妖精画のさきがけは?
at 2017-08-18 12:00
アメリア・ジェーン・マレーの..
at 2017-08-17 12:00
アメリア・ジェーン・マレーの..
at 2017-08-16 12:00
アメリア・ジェーン・マレーの..
at 2017-08-15 12:00
アメリア・ジェーン・マレーの..
at 2017-08-14 12:00
イダ・レントール・アウスウェ..
at 2017-08-12 12:00
イダ・レントール・アウスウェ..
at 2017-08-11 12:00
イダ・レントール・アウスウェ..
at 2017-08-10 12:00
イダ・レントール・アウスウェ..
at 2017-08-09 12:00
イダ・レントール・アウスウェ..
at 2017-08-08 12:00
イダ・レントール・アウスウェ..
at 2017-08-07 12:00
シャーリー・テンプルの196..
at 2017-08-05 12:00
Vintage bookの人..
at 2017-08-04 12:00
Antique Childr..
at 2017-08-03 12:00
絨毯広告のVintage M..
at 2017-08-02 12:00
作者不詳のVintage M..
at 2017-08-01 12:00
ドロシー・P・ラスロップ画の..
at 2017-07-31 12:00
ドロシー・P・ラスロップ画の..
at 2017-07-29 12:00
ドロシー・P・ラスロップ画:..
at 2017-07-28 12:00

カテゴリ

アリス関連
人魚姫
和テキスト絵本
欧米テキスト絵本
童話集/寓話集
児童文学
文学/戯曲
洋書
写真集
画集
解説・図版本
展覧会図録
漫画関連
antique&Vintage
豆本&ミニチュア本
ムック本/雑誌
ホビー&料理本
人魚画
一枚の絵
映画(DVD&Blu-ray)
その他の本関連
展覧会&美術館
呟き

タグ

(104)
(78)
(46)
(38)
(28)
(27)
(23)
(23)
(22)
(19)
(18)
(17)
(16)
(16)
(15)
(14)
(14)
(14)
(13)
(13)

検索

以前の記事

2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月

最新のコメント

こんにちは㈎..
by ohmu-kitijoji at 16:09
> ohmu-kitij..
by bonplaisir at 11:14
> ohmu-kitij..
by bonplaisir at 11:11
わー♫ 今度はコウモリ..
by ohmu-kitijoji at 12:54
わあー♫ 素敵です! ..
by ohmu-kitijoji at 22:44

最新のトラックバック

ノートルダム大聖堂とラテ..
from dezire_photo &..
ノートルダム大聖堂とラテ..
from dezire_photo &..
日本初公開のベッリーニと..
from dezire_photo &..
北方ヨーロッパ絵画の最高..
from dezire_photo &..
北方ヨーロッパ絵画の最高..
from dezire_photo &..

記事ランキング