タグ:和訳絵本 ( 15 ) タグの人気記事

クリスマス

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*クリスマス バーバラ・クーニー文/絵 安藤紀子/訳 2007年 長崎出版


クリスマスにまつわるお話の絵本じゃなくて、
クリスマスの起源や文化・風習について描いている絵本です。

ケーキやプレゼントで騒ぐだけじゃなく
クリスマスがどんな日か、イエス様がどんな人か、
どんなお祝いをするのかを丁寧にわかりやすく書いてくれています。

クリスマスの本来の意味を優しく教えてくれています☆

クーニーの厳かなのに何気にクリスマスカラーの4色刷りのイラストが素敵です。
気持ちが落ち着き静かなクリスマスを過ごしたくなる絵本でした。















*
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by bonplaisir | 2015-12-07 12:00 | 和テキスト絵本

こどものとも傑作選:しんせつなともだち

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*しんせつなともだち 方軼羣/作 君島久子/訳 村山知義/絵 1987年 福音館書店 2007年49刷

子供の頃によく開いていた絵本が懐かしくて
つい買い直ししてしまった絵本。

良い行いが巡り巡って自分に返って来るお話。
実話に基づいているようです。

ほのぼのと可愛らしいエピソードに
冬場の動物たちの思いやりと助け合いにホッコリできる絵本です。

大人目線で読んで見ると、
良い行いも悪い行いも言動も含めて
やらかした事は自分に返って来るのよね。
という風にも感じてしまいました☆

やっぱ、こどものともシリーズってよいわー。
買い直したい絵本がまだまだあるのだけど、
その前に実家で探してみよう。
まだ残っているかもしれない絵本を、、、。
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by bonplaisir | 2015-11-27 12:00 | 和テキスト絵本

ジル・バークレム:のばらの村のものがたりシリーズ

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出逢いは80年代、雑誌で紹介されたのを見て一目惚れ。
全8巻なのですが、まずはこの4巻から始まりました。

ジル・バークレム(1951-):英国の絵本作家。
1980年に春夏秋冬の物語を描いた4冊組の絵本
「のばらの村のものがたり」が出版され、
1982年にボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞。

ビアトリクス・ポターの「ピーターラビット」を思わせる作風ですが
ジル・バークレムの方が密度が高い絵を描いています。
一番の特徴は、のばらの村に住むみ主人公たちの、
ねずみの住処である樹木の家の断面図なのです。

ワタシはこの断面図にやられました☆

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子供の頃、想像力を膨らませた夢の家ですよ。
しかも、この複雑さ緻密さ、ワクワクがいっぱい詰まってるじゃないですか!

秋薔薇の季節真っ只中になりそうなこの頃、
暫く、このシリーズを紹介していきたいと思います☆
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by bonplaisir | 2015-10-07 12:00 | 呟き

ヨゼフ・ウィルコン画「やさしい おおかみ」

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*やさしい おおかみ ペーター・ニックル/文 ユゼフ・ウィルコン/絵 佐々木元/訳 
 1983年 フレーベル館 2004年18刷


グリム童話の「赤ずきん」にしても、おおかみって悪者。
他の童話や民話、伝説などでも狼に襲われたりする話が多いくらい
昔の人にとっては身近な問題だったのでしょう。
でも、今の時代、狼に襲われるのは身近な話でなくなってきている、
そこで誕生したのがこのようなお話なのではないかしら。


このお話に出てくるおおかみは森の秩序を守る番人役です。
ですが、いつもしかめっ面をしているので森のみんなは怖がっています。
ある日、ふくろうがおおかみに
「いつもそんな顔して楽しいかい?」と言いました。
おおかみは「それもそうだなと」気持ちを改める旅に出ました。

すると、ふくろうが「おおかみが居なくなった!みんなが自由に遊べるぞ!」
「みんな出ておいで!」と言う声に誘われ、小鳥が一羽出てきました。
ですが、きつねが直ぐにあらわれて小鳥は食べられてしまいます。
おおかみが森を留守にしている間にキツネがやりたい放題なのでした。

暫くすると、おおかみが戻ってくると病院を開きました。
森のみんなはおおかみは恐ろしいと思っていたのに、、、。


孫とおじさんの対話形式でお話が始まるのですが
おおかみは怖いもの、ふくろうは賢いものだよね?と孫がおじいさんに尋ねます。
おじいさんは物事を決めつけてはいけないよと語り始めます。
そして、外見で人を判断してはいけないよ、とか
自由もいいけど秩序の大切や、他人の言葉に振り回されない事や、
善い行いはちゃんと見てくれている人かいるとか、
食べ物の好き嫌いなどなど、
さりげなく説教臭くなくお話に忍ばせているのですね☆

気持ちが優しくなるお話にぴったりの素敵な挿絵を
ユゼフ・ウィルコンが添えてくれています。

吹雪の中、弱ったうさぎを優しく抱きかかえるおおかみの絵に
きゅんきゅんしてしまいました☆







そうそう、表紙撮影しようとしたらウチの猫さんに邪魔されての移動待ち。
寝てる間にのハズなのに、、、猫って油断ならないわ(笑)

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by bonplaisir | 2015-07-13 12:00 | 和テキスト絵本

スウェーデンの子供絵本のパイオニア

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*「さっぱりペレとめちゃめちゃ村のこどもたち」 オッティリア・アーデルボリ:文/絵  オスターグレン・晴子:訳 
 1997年ブック グローブ社


ベスコフに出会って他の絵本を探したら
「ペレのあたらしいふく」という絵本に出逢い、
そのタイトルから馴染みができた「ペレ」という名前から手にした絵本。
それが「さっぱりペレとめちゃめちゃ村のこどもたち」
(原題:Pelle Snygg och barnen i Snaskeby)

オッティリア・アーデルボリ(1855-1936)
スウェーデンの子供絵本のパイオニア的存在で
彼女の功績を讃えた絵本賞もあるほどです。
ベスコフにも影響を与えた絵本作家でイラストレーターでした。

「さっぱりペレとめちゃめちゃ村のこどもたち」は1896年に出版ささました。
当時の装丁は差し色の赤が効いて、布地の素朴感が素敵です。

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日本では100年後にやっと和訳絵本が出版されたのですね☆


めちゃめちゃ村のこどもたちは、どろんこだらけで髪は伸び放題、着たきり雀で
これでもかってくらいの汚れっぷりのこどもたち。
そんなこどもたちをキレイにさっぱりさせてしまう「ペレ」はきれい好きの妖精みたいです。
こどもたちをきれいににしてお風呂や洗濯まで躾けてしまうお話でした(笑)

ベベスコフよりも色使いに素朴感あってシックな雰囲気が素敵です。
漫画のように進むお話はペレの奮闘ぶりが丁寧に描かれて微笑ましいです。

好きなテイストの作家さんに出逢えたのに
彼女の作品の翻訳絵本がこの一冊以外に見かけた事がありません。
大変残念、イラストだけのポストカードとかは手に入るみたいだけど、、、。

当時、どんな絵本を他に出していたのか検索してみたら
少し紹介されているサイトを見つけました☆

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わー素敵な装丁のものばかり!

作品リストに「シンデレラ」も入ってました。
どんな挿絵を付けたのでしょう?
すごく気になりますー☆








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by bonplaisir | 2015-06-17 12:00 | 和テキスト絵本

小鹿に惹かれて、、、「ロザリンドとこじか」

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*「ロザリンドとこじか」 エルサ・ベスコフ:文/絵 石井登志子:訳 2001年 フェリシモ出版

エルサ・ベスコフ(1874-1953)スウェーデンの絵本作家。
1924年に作られた絵本「Sagan om den lilla hinden」(原題)を
英語版タイトル「Rosalind and the Litte Deer」から取った
「ロザリンドとこじか」のタイトルで2001年に出版されました。


あらすじ

おじいさんと小さな女の子が「ロザリンド」と「こじか」が出てくる絵本を作り始めました。

ある日、ロザリンドとこじかが野原の花咲く菩提樹の下でお昼寝をしていた時、
森の方から犬の鳴き声と共に猟師があらわれ、銃声に驚いたこじかが逃げてしまいます。
こじかがいなくなりロザリンドが悲しんでいるので猟師が探してくれますが見つかりません。

一方、こじかは遠くにある、お城の敷地に迷い込み、
散歩中の王様に見初められ 綺麗な檻に閉じ込められてしまいます。

王様は小鹿をてなづけようとご馳走を用意しますが小鹿は食べません。
このままでは弱って死んでしまいます。

王様は、小鹿に食べさせることが出来た者に
金貨を与えるとおふれを出しました。



表紙絵と14点の素敵な挿絵が入ってます。

タイトルの通り、「こじか」のか細い可愛らしさにヤラれてしまいました。
ある意味少し王様のときめき感もわかります(笑)

愛らしく美しい「こじか」がロザリンドに寄り添う姿とか素敵です。
もう、こじかの仕草がタマランです。
作者の優しいタッチと絶妙にマッチしている気がします。

優しく可愛らしく、自然とこどもたちをテーマに
沢山の絵本を出しているベスコフ、少しずつ集めていきたいと思います。










*
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by bonplaisir | 2015-06-16 12:00 | 和テキスト絵本

ぼくを探しに

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*ぼくを探しに シルヴァスタイン:作/絵 倉橋由美子:訳 1977年講談社 1979年新装版2002年59刷

この本を開く、その時々の心の状態で
「あてはまるもの」が変わる。
面白いんです、ものすごいシンプルなのに
何度開いても同じ感覚で終わらない、
少し似てる時があってもどこか違う。

「何かが足りない それでぼくは楽しくない
足りないかけらを 探しに行く」


で、お話が始まります。
人生観を問うような不思議な世界へ誘ってくれます。

頁をめくる度に心に沁みる
その時々で立ち止まり考える頁も様々、、、

何気にたまに開いて読むと気持ちが落ち着きます。
そんなさり気なく素敵な絵本。

まさに Simple is Best な絵本♪















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by bonplaisir | 2015-06-03 12:00 | 和テキスト絵本

「ちいさな木ほりのおひゃくしょうさん」装飾が素敵で可愛いの。

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*ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさん アリス・ダルグリーシュ/文 アニタ・ローベル/絵 
星川奈津代/訳 1994年童話館出版 2008年13刷


最初、タイトルの意味に?となり、読んでもやっぱり?で、
木彫り職人でお百姓さん?と思ったら
どうやら木彫りの人形が主人公らしく、お百姓をしているみたい。
ちょっとへんてこシュールです(笑)

1930年にアリス・ダルグリーシュさんが書いた物語に
アニタ・ロベールさんが1968年に挿絵をつけた絵本です。
アニタさんは敷物デザインの仕事もしていたので
その時の経験がふんだんに活かされているようです。

むかし、あるところに、ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさんと、ちいさな木ぼりのおかみさんが、ちいさな木の家にすんでいました。ある時、ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさんとおかみさんは、こう思います。「いっしょにくらすどうぶつさえいてくれたら、ここはせかいでいちばんすてきなのうじょうになるだろうに。」そこで、ふたりは、いつもやってくる木の船の船長さんに、動物たちを案内してきてくれるよう、おねがいすることにしました。



額縁装飾のデザインがもう可愛くて♡
朱と緑を基調にした彩色バランスも素晴らしいのです。

ポーランド生まれのアニタさん、母国の手工芸をも活かし、
そのまま刺繍の図案になりそうなデザインばかりで素敵です!










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by bonplaisir | 2015-05-28 12:00 | 和テキスト絵本

酒井駒子さんの「ビロードのうさぎ」

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*ビロードのうさぎ マージョリィ・W・ビアンコ/文 酒井駒子/絵・抄訳 
 2007年ブロンズ新社 2013年73刷


名作絵本「ビロードうさぎ」を
酒井駒子さんが抄訳し挿絵を付けました。

本屋さんで見つける度に開いて読んでましたが、
その度に涙がこぼれる羽目になるので手元に置くことにしました。
「子どもに愛されたおもちゃは いつかほんものになれる」
と信じたうさぎのぬいぐるみの愛しいお話です。


ニコルソンの挿絵版も素晴らしいのですが、
酒井駒子版は、文章以上に語り掛ける絵力の
涙腺破壊力がハンパないのです。

ホント、開く度に胸が締め付けられてしまいます。
やさしさに包まれた素敵な絵本なのです。










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by bonplaisir | 2015-05-26 12:00 | 和テキスト絵本

ウィリアム・ニコルソンといえば「ビロードうさぎ」

マージョリィ・ウィリアムズによる1922年初版の不朽名作「ビロードうさぎ」

原題「The Velveteen Rabbit」の挿絵もウィリアム・ニコルソンです。

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*ビロードうさぎ マージョリィ・ウィリアムズ/文 ウィリアム・ニコルソン/絵 石井桃子/訳 
 2002年童話館出版 2002年3刷


1953年に岩波子どもの本シリーズ「スザンナのお人形・ビロードうさぎ」で
初出版されたものを、2002年に同本訳者の石井桃子さんが
原書の味わいのままに翻訳し直したものです。


あらすじ

ある年のクリスマス、くつしたの一番上に詰め込まれ、ぼうやに贈られたのが木綿のビロードうさぎでした。毛はふわふわしていて、とても立派です。でも、子供部屋には他にもたくさんおもちゃたちがたくさんいました。とくに機械仕掛けの高価なおもちゃたちは、動くことのできる自分たちは本物だと自負していて、他のおもちゃを見下していました。
 ある日、ビロードうさぎは自分に唯一やさしくしてくれる古い木馬から、「もし、そのおもちゃを持っている子供がそのおもちゃを長い間、心からかわいがっていたとすれば、そのおもちゃは本物になることができる」という話を聞き、自分も本当のうさぎになりたいと願うのでした・・・。



子どものおもちゃ、ボロボロになっても大切にされるものあれば
壊れたり汚いからと捨てられてしまうものもあります。
時に飽きられて、忘れ去られてなど様々な理由で、
子どもから離れることになってしまうおもちゃたちが存在する。
おもちゃの視点で語られる想いが切なく心に響く物語です。

今のところ泣かずに読めた試しがないくらい涙腺が弱くなる物語です。










*
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by bonplaisir | 2015-05-25 10:51 | 和テキスト絵本


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


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