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エロール・ル・カイン画「魔術師キャッツ」

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*魔術師キュッツ T.S.エリオット/文 エロール・ル・カイン/絵 田村隆一/訳 1991年 ほるぷ出版 2005年22刷


エリオットの猫の詩から2冊目のル・カイン挿絵の絵本です。
そして、この作品がル・カインの遺作になりました。

収録されているのは
「大魔術師ミストフェリーズ」
「マンゴとランプルの悪ガキコンビ」
の2篇です。

猫の特徴をよく捉えて、それらはまるで魔法のような
不思議な世界で描かれています。
猫好きにはたまらないお話と絵です。









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by bonplaisir | 2016-04-09 12:00 | 和テキスト絵本

エロール・ル・カイン画「キャッツ」

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*キャッツ T.S.エリオット/文 エロール・ル・カイン/絵 田村隆一/訳 1988年 ほるぷ出版 1999年16刷


詩人エリオット(1888-1965)が
1939年に書いた児童向けの猫の詩から、
「ボス猫・グロウルタイガー絶体絶命」
「ピークとポリクルの大げんか」
「ジェリクルの歌」
この3篇の詩にユーモラスで華麗な挿絵を
エロール・ル・カインが描いてくれています。

ル・カインの猫絵は愛嬌があって楽しいの♡
ついニヤけながら観てしまう(笑)










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by bonplaisir | 2016-04-08 12:00 | 和テキスト絵本

エロール・ル・カイン画の「白猫」

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*白猫 エロール・ル・カイン/再話・絵 中川千尋/訳 2003年 ほるぷ出版 2004年2刷


前記事の「青い小鳥」のオーノワ夫人のお伽噺から
「白猫」のお話をエロール・ル・カインが自ら再話し絵をつけた本。

17世紀末のフランス宮廷で優雅なひまつぶしとして
妖精物語や御伽話が華やかに磨かれていました。

このお話もそうで、王が3人の王子に試練を与え、
末の王子が不思議な猫城へ迷い込みます。
そして呪いをかけられていた白猫の姫は
人の愛の力で魔法が解け美しい娘に戻ります。

このお話もバレエ「眠れる森の美女」の
第3幕で登場する演目になっています。


エロール・ル・カインが1973年に手掛けた作品です。
可愛らしい色調でユーモラス溢れる仕上になっています。















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by bonplaisir | 2016-02-19 17:01 | 和テキスト絵本

エロール・ル・カイン画「雪の女王」

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*雪の女王 アンデルセン/原作 ナオミ ルイス/文 エロール・ル・カイン/絵 うつみ よしこ/訳 
 1981年 ほるぷ出版 2005年29刷



なんか、また雪が降りそうなお天気予報出ましたね。
そしたら本棚のル・カイン挿絵の「雪の女王」に目がとまりました。

表紙に描かれた雪の女王が迫力あります。

あ、そうそう、この物語りの初めには薔薇が欠かせないのでした☆




久しぶりに開いて思ったのですが、
この絵本の挿絵の描き方がそれまでのスタイルと少し違うかも?
いつも全体に統一感あるスタイルで描かれていたように思えるのだけど
こちらは絵柄が少しバラつきあるような気がします。
なんか模索でもしていたのかしら?
















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by bonplaisir | 2016-02-06 16:08 | 和テキスト絵本

エロール・ル・カイン画の「おどる12人のおひめさま」

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*おどる12人のおひめさま グリム童話より エロール・ル・カイン/絵 やがわすみこ/訳 
 1980年 ほるぷ出版 2002年35刷


「おどる12人のおひめさま」は1978年に初出版されました。
「シンデレラ」「いばらひめ」と続き、
ル・カインの姫シリーズと呼びたくなります。

こちらは12人のおひめさま、ひとりひとり全て柄の違うドレスで登場。
ドレスのデザインや生地の模様、なんか描くのが楽しそうです。
扉絵のひめさまたちをモチーフにしたパターン柄も素晴らしい。

そして姫シリーズはこれで終わりではありません。
このあとに「美女と野獣」があるのですが
まだ手に入れておりませんの。

まだまだ続きます、ル・カイン熱は下がりません(笑)
それらはまた後日、、、。









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by bonplaisir | 2015-07-03 12:00 | 和テキスト絵本

エロール・ル・カイン画 「いばらひめ」

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*いばらひめ グリム童話より エロール・ル・カイン/絵 やかわすみこ/訳 
 1975年 ほるぷ出版 1999年36刷


ル・カインの「シンデレラ」と共に購入してきた
「The Rose」こと「いばらひめ」中世のタペストリーのように
綿密な絵柄がとても素晴らしいものばかりです。

冒頭のお妃様の水浴びの様子なんて
「貴婦人と一角獣」のような雰囲気を醸し出しています。

この「いばらひめ」が初めて邦訳された絵本のようですね。
邦訳タイトルのタイポグラフィ・デザインが
いばらの棘をあしらってて素敵なんですよ。

そして額縁装飾のデザインも素晴らしいのです。
頁の物語りに合わせて全て違うデザインです。

何気に「シンデレラ」の時より細密になり凝っているような気がします。









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by bonplaisir | 2015-07-02 12:00 | 和テキスト絵本

エロール・ル・カインの「シンデレラ」

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*シンデレラ または、小さなガラスのくつ ペロー童話 エロール・ル・カイン/絵 中川千尋/訳 1999年ほるぷ出版

初めてル・カインの挿絵絵本に出逢ったのが
1990年代の初めにトロントへ旅行した時の街の本屋でした。

ひと目で気に入り、その時に一緒にあった「いばらひめ」とともに
日本に持ち帰りました☆

その頃は、まだ和訳絵本が出てなかったのですが、
大分後になって、そういえばと思い出して検索したみたら
和訳絵本が出ている事を知り求めた次第。

「シンデレラ」を読むのも久しぶりだったのですが読み始めて、
あれ?シンデレラの父親って事故で死んだ筈では???となりました。

何故って、継母や義姉たちに虐げられているシンデレラを
後妻に頭が上がらず傍観しているような父親なのです。
シンデレラも父親に言っても叱られるだけと、我慢しているような娘なのです。

今更ながら知ってる話だったので、挿絵本を集めても恥ずかしながら
改めて読んでなかったので、本棚にある「シンデレラ」本を全部確認しました。
ペロー童話に忠実な和訳本はほぼ上記のような設定でした。
子供向に読みやすく、簡単にまとめられている文章では、
父親の事については省かれているものばかりでした。
ふぅー、ヤバかった(笑) 読み直して良かった(笑)

どこで刷り間違えたのか?ピンと来るものがあったので
ディズニー・アニメのあらすじを調べてみたらビンゴでしたよ(笑)
ディズニー作では父親が事故死していたのです。
幼い頃に何度も繰り返し観てきたのが原因かな?(笑)

影響力大ですねディズニーの「シンデレラ」(1950)。
そのディズニー作から着想得たのではないかしらという挿絵があります。
水鏡に映る、お城へ向かう馬車の絵です。
しかも更に先人の画家へリスペクトしているような1枚なのです。
ハリー・クラーク(1889-1931)のシンデレラのモノクロ・イラストです。

ル・カインのこのような、遊び心もあるセンスが大好きです☆

この「シンデレラ」のおかげで改めてお話の面白さも実感できました☆












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by bonplaisir | 2015-06-19 12:00 | 和テキスト絵本

エロール・ル・カイン画 「キューピッドとプシケー」

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*キューピッドとプシケー ウォルター・ペーター/文 エロール・ル・カイン/絵 柴 鉄也/訳 
 1990年ほるぷ出版


今、開催中の「エロール・ル・カインの魔術展」の
チラシやポスターに使われているイラストは、この絵本の表紙です。

ル・カインにしては珍しく全頁モノクロ・イラストで構成されています。
その様子はオーブリー・ビアズリーを彷彿させます。

この絵本は1977年に英国で出版され、1990年にほるぷ出版が出してくれました。
物語は、100年ほど前に英国の作家ウォルター・ペーターが
ギリシャ神話エロスとプシケーを元に書いたものです。

ある都にプシケーという、それは美しい娘がおりました。
人々はヴィーナスを敬うことを忘れ、プシケーに祈りを捧げるほどでした。
ヴィーナスは大いに怒り、プシケーを恋の奴隷にするよう図るのですが
その企みに加担するキューピットまでもがプシケーに恋をして、、、


作者のウォルター・ペーターは
「美の典型、愛の理想」をこの物語で描きたかったようです。
エロル・ル・カインはこの物語に神秘的な美しい挿絵をつけてくれました。

いつものような色鮮やかな彩色はありませんが
様々な情感が豊かに埋め込まれ素晴らしいものになっています。









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by bonplaisir | 2015-05-04 12:00 | 和テキスト絵本

エロール・ル・カイン画 「三つのまほうのおくりもの」

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*三つのまほうのおくりもの ジェイムズ・リオーダン/文 エロール・ル・カイン/画 中川千尋/訳 2015年ほるぷ出版

1980年に英国で出版されたエロール・ル・カインが描く、
ロシア民話「ふたりのイワン」をベースにした再話
「三つのまほうのおくりもの」がこの度ほるぷ出版から刊行されました。


ずる賢くて金持ちの兄とお人好しで貧乏な弟、
弟が魔法のアイテムで豊かになり始めると
兄がだまし取る、その繰り返しのうちに、兄もとうとう戒められて、
弟と家族はやっと幸せに暮らしました。



ロシアのフォーク・アートを取り入れた画風が新鮮!
色彩も大変豊かで、挿絵を取り囲む額装飾も素晴らしく、
ロシア絵本の世界をル・カインらしく描いています。


この絵本刊行の帯に「エロール・ル・カインの魔術展」のお知らせが!
横浜そごう美術館で4/25~5/17まで開催と。
これは何としても観に行かなくっちゃ!









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by bonplaisir | 2015-05-03 12:00 | 和テキスト絵本

絵本の挿絵に嵌るキッカケは・・・

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20年くらい前にトロントへ旅行した時でした。
市内にある可愛らしい外観の絵本専門店を覗いた時に、
エロール・ル・カインの「シンデレラ」と「いばらひめ」を手に取った時でした。
19世紀末に活躍した挿絵画家を彷彿させる画風に一目惚れしたのです。
それまでも挿絵や絵本画に興味はありつつも買い集める程ではなかったんですね。
この絵本がキッカケで和訳された絵本や洋書絵本などを少しずつ集めています。

エロール・ル・カインは1941年シンガポール生まれ。
少年時代をインド・香港などアジア諸国を転々とし、
1965年ぐらいから英国に落ち着きましたが、
残念な事に1989年に47歳の若さで亡くなってしまいました。
でも、その間に沢山のアンデルセンやグリム童話の挿絵を残してくれました。
彼の西洋と東洋を織り交ぜた古典的な画風が好きです。

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by bonplaisir | 2015-03-29 11:58 | 呟き


挿絵とか絵本とか画集とか、気ままに覚え書き。


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